ibasso DX200 アップデート V1.5.69
今回は早々に3月1日に公表されたFirmware V1.5.69にアップデートしました。
ところでこの1.5.69とかの数字ってどういう法則で決まってるのでしょうか?ご存知の方がおられれば教えていただけると嬉しかったりします。
ibassoの公式ホームページのDOWNLOADからZipファイル346.75MBをダウンロードし、解凍します。
展開されたフォルダにはDX200-1.5.69-ota.zipとreadme.txtの二種類のファイルがあります。今回のアップデートファイルも前回と同様に、初回と数字とotaの文字順が違うので、DX200-1.5.69-ota.zipをDX200-ota-1.5.69.zipと名称を変更し、zipファイルをDX200のMicroSDカードにコピーし、これまでのアップデートと同様に、設定のタブレット情報→システムアップデート→Local update→MicroSDカード→DX200-1.3.60-ota.zipを選択→updateと進むと順調にアップデートが始まりました。
設定のタブレット情報のビルド番号が1.5.69になっていることを確認して終了です。作業時間は5分程度でしょうか。
readme.txtにはアップデートの仕方とアップデート内容が書かれています。今回のアップデートでは以下の通りです。
1. Touch panel sensitivity adjusted.
2. Rectified the bug that the DX200 can't be woken up from a sleep mode occasionally.
3. Added adjustable line out on Mango OS.
4. Rectified the bug that the next and rewind buttons are swapped on some third party player Apps.
前回からあんまり変わってないように思います。っていうか、もうあんまり不具合とか感じなかったもので。また気がついたことがあれば報告させていただきます。
NiceHCK DZ8
こちらもTwitterでフォローさせていただいている小倉 彬さん@ogura_aki からお借りしたのですが、気に入ったので譲っていただきました。いつもすいません&ありがとうございます。
NiceHCKシリーズはNiceHCK Audio Storeのオリジナルイヤホンですが、このDZシリーズ、DZXシリーズがメインで、それ以外では先日に紹介させていただいたBlueToothケーブルのHB1と1DD3BAのハイブリッドイヤホンのBE4があります、現時点では。DZシリーズは7と9がハイブリッドタイプ、この8はBAだけのイヤホンとなります。
定価は598ドルで中華イヤホンとすれば超がつく高額な部類かと思いますが、スペック的にはお安いのではないでしょうか。
附属品は汎用のイヤホンケースとイヤーピース、ケーブルのみです。大層なパッケージングに慣れている日本人には簡素過ぎるように感じますね、少々。パッケージングにお金を払うのも馬鹿馬鹿しいと思いもしますが、日本で受け入れてもらうにはそういうあたりも大事ではないでしょうか。
造りも美しく、透明なシェルを通してデュアルドライバ×4が確認できます。HCKの商品詳細でもドライバについては特に記述が無かったので、暇な時にでも何が入っているか調べてみたいところではあります。筐体サイズは8BAが入っているとは思えないぐらい小ぶりなこともあり、装着感も良好です。
まずはシングル接続で聴いてみます。イヤーピースはSpinFit M、DAPはAK70を使用し、試聴曲はいつもと同じく下記の通りです。
・I.G.Y./Donald Fagen(16bit/44.1kHz)
・十戒(1984) 30th anniversary mix/中森明菜(24bit/96.0kHz)
・金田 KANEDA Symphonnic Suite AKIRA 2016/芸能山城組(24bit/192.0kHz)
・April Rain/Delain(16bit/44.1kHz)
音は近い感じがします。ウォーム系というよりは固めの音なのでモニター系でしょうか。解像感。明瞭感はかなり高いです。中・高・低いずれも過不足ない感じではありますが、強いて言えば中・低域が充実していうようです。「十戒」の締まった低音がリズムを刻む感じ。高音も伸びますが刺さりはしません。「金田」のオープニングもギリギリな感じですが大丈夫です。手持ちのイヤホンではもっともフラットには思います。音場は左右にそこそこな感じですが、広大とまでは言えません。
音の近さから長時間の使用にはやや厳しいかもしれません。フラットに近い特性からDAPの音質チェック用になる可能性が大のような…
次にバランス接続で聴いてみます。ケーブルはこちらもいつも通り、ヤフオクで落札した出品者ID:yiu75724さんの作のMOGAMI 2944 八芯 2.5mm4極ケーブルです。
あまり大きく印象は変わりません。「April Rain」では低音がかなり前に出てくるように思うのと、「金田」では密度が高くなり、スケールアップした感じはありますが。
敢えてバランスにしなくてもいいのかなと個人的には思います。
かなり高音質なDZ8ですが、これと同シリーズのハイブリッド機であるDZ9があればもうイヤホンはいらないかなぁと思ってしまうぐらいです。現時点での中華イヤホンの終着点の一つではないでしょうか。
Rosenkranz Triple Accel
Rosenkranzはインシュレーターなどのオーディオアクセサリーやスピーカーなどを取り扱うメーカーです。ホームページを見るとかなり気合の入った文章がたくさんあってなかなか頭が痛くなります、いろんな意味で。オーディオを科学的に検証しようとしているのか、文学的?な捉え方なのか私にはいまひとつ理解しかねます。これが深淵なるオーディオの世界なのでしょうか。
ポータブルオーディオ関係では各種ケーブルと貼りモノがあります。機器に貼るだけで音質が良くなる、というのはいまひとつ理屈が理解できないこともあり、もやもやした感じがあります。使った方でも効果があるという方とまったくないという方がおられてさらに悩むところです。それなら自分で確かめてみようというのが今回の購入動機です。比較的安価なことでもあるので。
eイヤホンにて4枚で2,160円にて購入。4枚といっても1枚のサイズが5mmです。小さいです。老眼の身には辛いです。
説明が一枚添付されていますが、このTriple Accelだけでなく、他のAuto Rosenとかの説明と言うか宣伝を兼ねていますので、Triple Accelについては少し触れている感じですが、他の製品と一緒に使うと効果絶大だそうです。
説明を読んでも、サイトを見ても、よくわからないのですが、まぁ振動を抑えるというか、イヤホン内のエネルギーを制御するらしいです。
あと“政振”とあるのですが、振動を制御するなら制振では、と思いますがいかがでしょうか?何から何までよくわかりません。
でもまぁいろいろ疑問があっても、これで音が良くなればいいんです。ということで試してみます。
被験体?は最近は地下鉄乗車時用イヤホンの地位に落ち着いたカスタムイヤホンのHEIR 5.0Aです。Rosenkranzのブログを見るとイヤホンの鋭角な箇所にはるのが良いそうです。
貼りました。両面テープを使って苦労して貼りました。うん、よくわかりません。変わってないように思います。見た目がブサイクになっただけのようです。両面テープで貼っただけなんで、きっとイヤホンを使っているうちに取れてどっかへ行ってしまうように思います。
一個だけでは効果が薄いのかもしれないので、もう一つも貼ることにします…
とほほ感はアップしましたね。で、聴きます…変わりませんね。
これは私が変わるはずがないのではと懐疑的に思っているから変わらないのでしょうか。音楽を聴くに当たっての心理的要素は無いといえませんからね。
ということで、希望者にはこのTriple Accelをお貸ししますので、試してみたい方はぜひコメントかTwitterまでお願いします。
記録 所有機器一覧 2017年2月
- ibasso Audio DX200
- IRIVER Astell&Kern AK70
- aune M1s(貸出中)
ヘッドホンアンプ
- Trasam HA2-Pro Extreme Version
ヘッドホン
- Skullcandy CRUSSER WIRELESS
イヤホン
- HEIR AUDIO Heir 5.0A
- Unique Melody MAVIS Ⅱ
- Unique Melody MERLIN V2
- TRINITY AUDIO PHANTOM MASTER 4
- NiceHCK DZ8
- NiceHCK DZ7(売却予定)
- MaGaosi K3(Atlas Deltaと比較後に売却予定)
- LZ(老忠) LZ-A4(貸出中)(売却予定)
- Whizzer A15(貸出中)(売却予定)
- DZAT DF-10(貸出中)(売却予定)
- Venture Electronics VE MONK Plus
到着待ち
- NiceHCK DZ9(2017年2月20日オーダー済)
- TRINTY AUDIO PHANTOM MASTER 6(2016年8月21日オーダー済)
- TRINITY AUDIO MASTER(2016年12月19日オーダー済)
- TRINITY AUDIO Atlas Delta(2017年2月2日オーダー済)(MaGaosi K3と比較後に売却予定)
購入予定
- 無し
Skullcandy CRUSHER WIRELESS 到着篇
先日のオフ会でにゃんちゅう。さん@koichi2222に聴かせていただいてすっかり気に入ったBluetoothヘッドフォンです。ご存知の方も多いかと思いますが、低音に合わせてヘッドフォンがぶるぶるします。昔の映画館で一時導入されたセンサラウンドを思い出しました。って知ってる人はあまりいないだろうな。
ワイヤレスじゃないケーブルタイプのCRUSSERの方がぶるぶる感は強いかと思いますが、ヘッドフォン自体の作りの良さはこちらかと思います。音もクリアさで勝っているように感じました。
日本では未発売なので米Amazonから購入と考えていたところ、eイヤにて販売するという告知があったのですが、発売日が4月ということなので初志貫徹で米Amazonにて購入しました。2月23日に注文して到着が27日となかなか早かったです。発送はUPSを利用したので送料は2,410円かかりましたが、本体料と送料、輸入税前払金を合わせても19,079円だったので、eイヤホンにて購入するよりは安かったかと思います。
梱包はAmazonなので安心かな。
附属品はケーブル、充電用USBケーブル、ワランティカード、簡単なマニュアルです。
ケースというか袋。
折りたたむとかなり小型になります。
充電中。
音質は当然のことながら低音ホンなんですが、そこそこ高音もでてるかな?
閑話休題 eイヤホン日本橋店にていろいろ試聴 2017年2月
梅田EST店ができてからすっかり行かなくなっていましたので久しぶりの訪問となりました。比べるとちょっと狭い感じですね。中古はこちらのほうが充実している感じではありますが、何か目的の商品を探しにくい。
目的はHEIR 5.0Aに合わせた2pinの青系のケーブル探しとPioneer DJE-2000があれば試聴したいなと思ったのですが、いずれも空振りでした。
ケーブルの方は唯一Bispaで青いのがあったのですが、比較的低価格だったので止めておきました。Pioneerの方はオンラインショップでは扱っているようですが、置いている店が明記されていないので、実店舗では扱っていないのでしょうかね。
ということで、約1時間いろいろと聴いて来ました。DAPの試聴時はUM MAVIS Ⅱで、イヤホンはibasso DX200を使用しています。
- Unique Melody MASON…滑らかな美音。ボーカル曲に合う感じかな。
- Unique Melody MAVERICK Ⅱ…+と違う。低音がさらにしっかりしていてメタルにも合う!うむむ…
- Unique Melody MAVIS…やっぱり持ってた時と同じでおとなしい音。
- JH Audio ROXANNE UNIVERSAL IEM…慣らし不足?DAPのパワー不足?ちょっともこもこ?
- Campfire Audio VEGA…イヤピが合ってないせいかちゃんと聴けませんでした、残念。
- Campfire Audio ANDROMEDA…前回は低音が強く感じましたが、今日は高音がきれいと思いました。
- IRIVER Astell&Kern AK T8iE MkII…ちゃんと装着できない…
- SONY MDR-EX800ST…相変わらず装着感に難あり。こんなあっさりした音だったかしらん…
- SONY NW-WM1A…美音。すっきり音場が広い。
- COWON PLENUE S…メリハリがあって聴いていて楽しい。
さすがに最近はいろいろと買いすぎているのであんまり試聴にも身が入らなかったように思います。AK380SSもあったのですが、声をかけるのが面倒で聴いていません。持ち上げて重いのは確認しましたが。
ケーブル類もほとんどがケースに入っていたりで、微妙に京都からは時間がかかるので、これなら梅田EST店でいいかなと思ってしまったり。
Unique Melody MERLIN V2 開封篇
みんな大好きUnique Melodyです。ってこのフレーズは最近にも書いたような。
なんだかんだ言いながらUM好きな私ではありますが、どうもこれは!とまでは気にいる機種には会えませんでした(なら買うなよの声が飛んできそうですが)。どうも低音に不満があるというか、私が締まった低音だけでなく、ある程度の量も欲しい人だからでしょう。ヘッドフォンで言えばゼンハイザーHD25-Ⅱみたいな。
それで先日にMAVERICK+とMACBETHを手放したところですが、日本では売っていない機種はどうだろうと検索して見つけたのがアメリカのMusicTechというサイト。UMだけでなく、B&OのPro Partnerだそうです。
UMの商品もいろいろあります。カスタムは置いておいて、ユニバなら一番高いのがMAESTRO V2で、安いのがMARTIAN。MAESTRO V2が括弧書きでMASON V2と書いてあるのは謎ですが。で、日本ではカスタムしかないMERLINを、と思ったら隣にMERLIN V2が。
UM Merlin V2 (5 Driver Hybrid) (Carbon Fiber Faceplate + UM logo)shop.musicteck.com
MERLINが
- DRIVES: QUAD BA & 1x DYNAMIC; CROSSOVER: 3-WAY
- CONFIG: 2x HIGH, 2x MID, 1x LOW DYNAMIC
- RANGE: 10 Hz - 19 kHz
- SENSITIVITY: 108 dB SPL
- IMPEDANCE: 12 ohm
MERLIN V2が
- DRIVES: QUAD BA & 1x DYNAMIC; CROSSOVER: 4-WAY
- CONFIG: 2x HIGH, 1x MID, 1x LOW-MID, 1x LOW DYNAMIC
- RANGE: 10 Hz - 20 kHz
- SENSITIVITY: 108.4 dB SPL
- IMPEDANCE: 43.2 ohm
ということなので、V2の方が低音が強いかなと思っての購入でした。
で、あとから気づいたのが、このドライバ構成ってMAVERICK Ⅱと同じじゃね?
MAVERIK Ⅱは(eイヤホンの販売ページから)
□ドライバー:ハイブリッド型
□ドライバー構成:5ドライバー
Low×2(ダイナミック×1+BA型×1)/Mid×1/High×2
□クロスオーバー:4ウェイ・クロスオーバー
□周波数特性:10Hz - 20kHz
□入力感度:111.7dB
□インピーダンス:23.3Ω
□入力端子:3.5mm ミニ端子
□出力端子:2pin端子
まぁインピーダンスとかも違うからドライバ自体は違うと思いますが、少々不安が…
とりあえずは開封の写真です。音についてはまた改めて。第一印象はやや低音が勝ってるかなという感じで、今後のDDの頑張り?に期待です。
梱包は普通ですかね。
いつもと同じですね。
附属品も同じですね。
イヤーピースはこんなケースに入っています。これはいいかもです。
ケースも同じですね。
【追記 2017.2.27】
2月20日に注文し、25日に到着しましたのでかなり早いかと思います。発送方法はUSPS(アメリカ郵便公社)になり、送料が50ドルとちょっとお高い感じですね。支払はPayPalを使うことになります。
受注はもちろん、発送の際にもメールが来ますので、安心して利用できるサイトのように思いました。