ibasso DX90J

Twitterで仲良くしていただいてるこーびーさん@kkobzenに譲っていただきました。ありがとうございました。

 

単体のDAPとしての使用ではなく、最近は留守番がちだったALOのポータブルアンプ、CONTINNENTAL V5と合わせるための導入です。

 

現在のibassoの主力DAPはDX80で、来年にはDX200という最近の高音質・高価格路線のものも販売されるようです。DX90は日本では2014年の夏頃に販売されている機種で、Fiio X5と価格的にしのぎを削ったイメージが有り、2年以上経っている訳ですが、そんなにというか全くというか、最近のDAPに遜色ないのではと思っています。DACもESS Technology ES9018K2Mをデュアルで搭載してますから、最近に発表されたOPUS#2と一緒だったりします。まぁDACだけで音が良くなるわけではないのでしょうけど。(ちなみになぜかeイヤホンでは今も普通に販売されています。在庫処分?)

 

音質的にはFiio X5がかっちりモニター系だったのに対し、このDX90は柔らかめ、リスニング向きと評価されていたようですが、アンプと繋いでいるため、基本的にはアンプの音になるので、そんなに温い音という感じはしません。解像度も高く、同じDAC構成(DP-X1Aはバランス以外はシングルらしいですが)のせいか音質は似ているように思います。単体で聴くと違うんですけどね。

 

割と満足なこのDX90Jですが、気になるのはあったかくなるのとバッテリーのもちの悪さ。この時期はいいんですが、夏場はキビシイかも。バッテリーは毎日ちゃんとチェックしないといけません。バッテリーは最近は珍しい自分で交換できるタイプなので、ちと面倒ですが切れたら交換が可能ですし、へたってきた時も対応は可能です。

 

標準のプレイ時の画面は前のHDP-R10と同じ感じで、アートワークが小さかったり少し古さを感じますが、Rockboxを導入すればある程度は解決しますし、最近の至れり尽くせりな製品にはない遊べる機種だと思います。

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