TFZ Balance 2M

こちらもTwitterで仲良くさせていただいている小倉 彬さん@ogura_akiからお借りしたものです。いつもありがとうございます(もはやテンプレ)。

 

TFZのイヤホンは一部が日本でも販売されており、低音ホンとして評価も悪くないですし、昨年にSERIES 1Sが台湾の女性歌手とコラボして、My Loveヴァージョンという非常に美しいイヤホンを販売し、中華イヤホン好きの間でちょっとしたブームになったのも記憶に新しいところです。このBalance 2MとリケーブルができないバージョンのBalance 2はTFZ初の100ドル越えイヤホンで、今まで以上の高音質への期待に応えたものです。現在はNiceHCK Audio Store@hckexinでBalance 2は10%オフで139ドル、Balance 2Mも10%オフで199ドルで販売されています。

www.aliexpress.com

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私は2Mのリケーブル可は魅力的だったものの、ゴールドとシルバーのカラーリングが趣味じゃなかったので、2のブラックを購入しました。豊かな響きと低音は悪くはなかったのですが、スピード感に欠けるように思い今は手放してしまっています。

 

それにしても中華イヤホンは開発スピードが早いのか、新興メーカーがどんどん登場してきているのか、話題のイヤホンもすぐに忘れられてしまうような気がします。まぁそれにこちらが合わす必要はないのですが、もう少しじっくりと一つの機種を楽しまないとなと自戒を込めて思っています。

 

こちらもイヤホン本体だけをお借りしたので、ケーブルとイヤーピースは附属のものではなく、手持ちの物を使用しています。ケーブルはアンバランスはHCKさんのHigh Quality Custom Made Silver and Copper Mixed Earphone Upgrade Cable(現在は25ドル程度で売られています)、バランス接続は同じくHCKさんの7N Single Crystal Copper Plated Silver Cable(現在は112ドル程度で売られています)で。イヤーピースはfinal EタイプのMサイズを選択。

 

ONKYO DP-X1Aで聴いてみます。箱出し直後にもかかわらずいい音です。ちょっと音が近いのと、低音があまり強くないのはエージングで変わると思いますが。真鍮製からイメージするきれいな高音もちょっと欠けるかなという感じです。記憶にあるBalance 2はもっと低音が強くて全体的の濃い感じだったと思うのですが、ちょっと自信がありません。

そこそこ重量のある筐体ですが、SHURE掛けで装着すればやや心許なさを覚えますが外れやすいということはありません。できればワイヤー等で形状が固定されているタイプのケーブルの方が安心感はあるかもです。

 

Balance 2で試せなかったバランス接続に変えてみます。ん、確かに低音が締まったけれど、その分、派手さが減ってこのイヤホンの特徴が薄まる感じかも。個人的には別にアンバランスでもいいかな、と思いました。

 

いずれにしてもTFZのイヤホンは低音好きにはハズレ無しのように思います。新作が待ち遠しい。

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