1216.ears 4FE

1216.earsは香港のカスタムイヤホンメーカーで、Twitterでフォローさせていただいている脳姦さん@noukannがブログで紹介されたのをきっかけに、そのある意味特異なラインナップとコストパフォマンスの良さ、造りの美しさで一部?のポータブルオーディオファンの支持を得ているようです。

noukann.at.webry.info

自社のホームページではなく、FACEBOOKにて注文するシステムで、AliExpressを日頃から利用している海外からの購入に慣れている方でもちょっと戸惑うかもしれませんが、こちらもSeedさん@seed_audioが自身のホームページで丁寧に説明していただいているので、Google翻訳などを利用すればなんとかなるのではないでしょうか?

seed-audio.hatenablog.com

なんて書きましたが、自分はヤフオクで落札したものだったりします。たまたま見かけたので、あ、これはあれやん、ということで、まぁ落札できればラッキーという軽い気持ちで入札したところ、比較的安価で落札できたという次第です。

これはなんとかして落札したいというのができなかったり、こうして気楽に入札したら落札できたり、まぁヤフオクあるあるですね。

 

ということでこの4FEですが、正直、4FEってどういう機種やろ、と上のSeedさんのブログを読むまでわかりませんでした。某F◯◯E◯◯のイヤホンにインスパイアされて作成されたものだそうです。4はドライバ数ですね。F◯◯E◯◯の4ドライバというと、◯◯334という機種ですかね。◯◯334はカスタムイヤホンなこともあり、聴いたことはありませんが、同機のユニバーサルモデルのF◯◯E◯◯ TO GO!334という機種は所有していたことがあります。割とフラットで、あまり印象に残っていないので、早々に手放してしまったような…一抹の不安が…

 

実際に聴いていきます。

イヤーピースは附属の物はあまりフィット感が良くなかったので、手持ちのをいろいろと試して、とりあえずSpinFit Mサイズを選択。

 

DAPはFiio X5 3rdを使用します。一聴して感じたのは、音場が広く明瞭、低音は量は多くないけど必要な時にしっかり出ている感じ。高音は伸び、刺さりやシャリ付きは無し。ボーカルは遠からず、近からず。低音、高音に埋もれることはありません。低、中、高域と非常にバランスがいいです。

CONYINENTAL V5に繋いでみます。能率がいいのであまりアンプのボリュームを上げられないせいか、あまり変化は無さそうです。強いて言えば、さらに音場が広くなり、重心が下がったかなぁという感じです。

 

リケーブルしてみます。とりあえずEffect Audio Ares Ⅱが余っていたので使います。この4FEは2pinでしたが、購入時にMMCXとどちらかを選択できるようです。

このAres Ⅱですが、すっきりして大好きな低音が減ってしまうのと、L、Rの分岐のとこの樽みたいなのが重くて、あんまり出番が無いケーブルなんで、ちょっと使い続けるかは微妙なのですが…やはり低音が締まって少しさびしくなりますが、音場がさらに広がった感じはします。これはこれでいいかなぁとは思いますが、やはりメタルを聴いても整いすぎて面白みに欠けますね。

次は同じくEffect AudioのEros Hybridに変えてみます。締まった低音が増えました。やや音が近くなってしまいましたが、楽しい音になりました。まぁ典型的なドンシャリのような気もしますが…

Effect AudioのThor Copperに交換。やや低音の締りが緩くなったようには感じますが、この音が一番好きかもしれません。音場が狭く感じることもありませんし、ボーカルが凹むこともないです。しばらくはこれで使って、またケーブル探しの旅ですかね…

 

上記の当該機種に関する感想につきましては、あくまでも私の持ってる機器と聴く楽曲での結果ですので、他の方の感想とは違うかもしれませんのでご容赦ください。

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