MusicMaker SHOCKWAVE Ⅲ
こちらもTwitterで仲良くさせていただいている小倉 彬さん@ogura_akiからお借りしたものです。いつもありがとうございます。
SHOCKWAVEⅢは以前に自分でもゴールドのカラーでリケーブルできないタイプを購入しました(商品選択時のNo MMCXをケーブルが付属していないだけということと勘違いして注文したのは内緒です)。
特に不満もなく使っていましたが、ちょっと増えすぎたイヤホンを整理する時に手放してしまいました。このメーカーのイヤホンはカラーによって音が違うという話もあるのですが、ずいぶんと前に手放したので比較はちょっと無理です。
デザインはちょっとなんだかなぁというおデブさんで、お世辞にもカッコいいとは申せません。ドライバは4BA1DDという豪華仕様なハイブリッドイヤホンです。NiceHCK Audio Store@hckexin では定価?が300ドルで、今は20%オフで240ドルとなっており、中華イヤホンとしては高価な部類だと思います。
こちらもイヤホン本体だけをお借りしたので、ケーブルとイヤーピースは附属のものではなく、手持ちの物を使用しています。ケーブルはアンバランスはHCKのHigh Quality Custom Made Silver and Copper Mixed Earphone Upgrade Cable(現在は25ドル程度で売られています)、バランス接続は同じくHCKの7N Single Crystal Copper Plated Silver Cable(現在は112ドル程度で売られています)で。イヤーピースはfinal EタイプのMサイズを選択。また、箱出し直後の状態でお借りしたようなので、エージングが進んだ個体とは違うことをご了承ください。
まずはいつも通りアンバランス接続で。仕様環境はFiio X5 3rd直挿しです。
整った高音に低音が寄り添う感じですかね。まだ聴き始めのせいか、刺さりはしませんが、曲によっては高音がシャリつく感じがありますが、このあたりは時間によって解消するのではないでしょうか。低音は量は多くないです。個人的にはもう少し低音が主張してくれてもいいんですが。全体的に明瞭で見晴らしが良く、硬めな出音という印象のイヤホンです。所有していた時も同じような印象でした。
前回は試せなかったバランス接続で聴いてみます。こちらもX5 3rd直で。音場が少し広がったかなという印象があるくらいで大きな変化は無いような。高音のシャリつきは感じませんので、気持ち低音が出てきてはいるのでしょうか。
ということで、つい以前に聴いたことがあるイヤホンだったので駆け足のレビューになってしまいました。
迫力のある音ではありませんが、すっきりと明瞭な感じがお好きな人には魅力的なイヤホンだと思います。やや高価なように思いますが、見た目が許せば、特にコストパフォーマンが悪いとは思いません。個人的にはこの音でイヤモニ型にしていただければとは思いますが。