OPUS#2

こちらもTwitterでフォローさせていただいている小倉 彬さん@ogura_aki からお借りしたものです。いつもありがとうございます。

 

価格的にはAK380やWM1Zほどではありませんが、COWON PLENUE SやHiFiMAN HM901Sクラスということで、トップエンドということになるかと思います。造りも価格に見合うしっかりした感じで、ずっしりと重みがあります。

www.e-earphone.jpデザインは少々ごちゃごちゃし過ぎな感じがありますが、これは好き嫌いの範囲ですかね。あと大きさ的にはibasso DX200と同じぐらいなんですが、横幅が少し広いこともあり、四角く感じます。

 

スペック的にOPUS#1と大きく違うのは、DACがES9018K2Mになったことでしょうか。ES9018K2MといえばONKYO DP-X1Aとかの中堅クラスのDAPに搭載されているイメージがあり、ちょっと価格的に見合わない感じがあるのですが、まぁ音はDACだけで決まるものではありませんので、実際に音を聴いてみます。

 

操作はOPUS#1と同じだと思います。Android機ですが、スイッチオンでAndoroidのホーム画面に行くことなく、ミュージックプレイヤーが起動します。見た目はOPUS#1と同じですね。ボリュームは適度なトルク感があり、カバンとかに入れておいても誤動作することはないかな?

 

試聴環境はいつも通り、イヤホンはUnique Melody MAVERICK+、ケーブルはEffect Audio ARES Ⅱです。

試聴曲はちょっと偏っているかもしれませんが下の通りです。

・I.G.Y./Donald Fagen(16bit/44.1kHz)

・十戒(1984) 30th anniversary mix/中森明菜(24bit/96.0kHz)

・金田 KANEDA Symphonnic Suite AKIRA 2016/芸能山城組(24bit/192.0kHz)

・April Rain/Delain(16bit/44.1kHz)

 

まずはシングルアウトです。

深く量感のある低音ときれいな高域というのが第一印象です。高音が刺さる手前まで伸びる感じで、それもあってかとても明瞭に感じます。これは個人的に好きな音ですね。音の拡がりはそこそこといったところでしょうか。

 

次にバランス接続で聴いてみます。

当たり前ですが、基本的には同様の音なんですが、低音が強まったせいか、ちょっと大人しくなる印象があります。ちょっと物足りなさも感じますが、長時間のリスニングにはこちらの方がいいかもしれませんね。シングルアウトに比べれば、より音の拡がりも感じられるように思います。

 

おまけとして先日に入手したHEIR AUDIO 5.0で聴いてみます。まだちょっと(耳)エージングが進んでいないのか、このイヤホンは太い低音が支配的なので、マッチングの良いDAPを物色中だったりします。

シングルアウトで聴きましたが、ばっちりの相性ですね。自然な感じで、ボーカルがいいです。音場はそこそこといった感じです。

 

まぁ価格が価格なので、購入とはいきませんが、ibasso DX200とも違う出音なので使い分けができそうです。ただ、このOPUS#2もOPUS#1 Limitedと同様にeイヤホン限定なんでしょうか。全国的にお店があるわけではないため、販路を限定されると多くの方が接することができなくなるのが残念です。事実、あまり話題になっていないように感じますので、もったいないように思います。

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