NiceHCK HB1 MMCX BLUETOOTH CABLE
こちらもTwitterでフォローさせていただいている小倉 彬さん@ogura_aki からお借りしたものです。いつもありがとうございます。
最近、SONYの開発したコーデックの"LDAC"搭載機のヘッドフォン、MDR-1000Xが大人気なのをはじめ、かなりBluetoothヘッドフォンやイヤホンが盛り上がりを見せています。eイヤホンで売っている商品で調べても、下は2,000円程度から、上は70,000円前後のヘッドフォンやスピーカーまで多数の商品があるようです。価格差がかなりあるので、音質や機能の差がいろいろとあるのでしょうね。
Bluetoothによる音楽体験自体は最近に始まったことではなく、かなり以前から対応商品が売られていました。BOSEあたりが一時はBluetoothヘッドフォンやスピーカーの代名詞だったように思います。余談ですが、BOSEは一般への認知度はそれなりにあるのですが、どうもマニアからは評判が悪いみたいですね。30年ぐらい前になりますが、BOSE101シリーズでサラウンドシステムとかで遊んでいた私は、あの緩い音は嫌いではなく、今も家事とか読書とか音楽を聞き流す時はBose Slink Mini ⅡというBlurtoothスピーカーを使ったりしています。
本題に戻って、この大人気のBluetooth商品を商魂逞しいチャイナパワーが見過ごすわけはなく、最近に発売したBluetooth対応ケーブルがこちらになります。名前の通りNiceHCK Audio Storeのオリジナル商品で、AliExpressでは39,9ドルにて販売されています。最近の円安傾向では日本円にして5,000円ぐらいというところでしょうか。
スペック自体は以下の通りで、平均的なものだと思います。
- Bluetooth Version: 4.1
- Wireless music / talk time: Up to 5 hours
- Battery capacity: 80mAh battery
- Charging time: 1.5 hours
- Standby time: 170 hours
- Bluetooth effective connection distance: 10m
- Technical features: Support apt-x Bluetooth lossless protocol
スマフォやDAPとの接続は、パワーボタンの長押しでペアリングモードになりますので、後は他の機種と同様に、スマフォ・DAP側のBluetooth設定で認証するだけです。HB1のボタン類がちょっと押しにくいように思いますが、慣れれば問題はないかと。イヤホン装着時にはちょっと訛った?英語でパワーオン/オフ、ペアリング等教えてくれるのですが、やや音声ガイドのボリュームが大きくて小さくできないのはなんだかなぁです。まぁ自宅で使っているBOSEのスピーカーもスイッチがオンだオフだと結構煩いので、こんなものかもしれません。
手元にあるMMCX対応のイヤホンがCampFire Audio LYRA Ⅱだけなので、ちょっとオーバースペック気味ですが、繋いで装着してみます。ネック部分がマグネットでくっつけるようになっているのがなかなか楽しいギミックですね。
iPhone 6 Plusで聴いてみましたが、昔のBluetoothのイメージと違い、とてもクリアな音ですね。低音も出ていなくはありませんが、弱いように思います。有線時の音と比べると話になりませんが、家事をしながらとかで使う分には便利かなと思います。食事の準備をしながら通常のイヤホンで音楽を聴いていると、狭い台所のせいか、結構引っ掛けて物を倒してしまうことがあるので。あと、iPhoneを一階においたまま二階の物干しで洗濯物を取り込んだりしてもまったく問題なく音楽を聴くことができました。
なんか生活臭のあふれるシチュエーションでの使用感ばかりを書きましたが、自分としては自宅で家事をしながらBGM的に音楽を聴くにはいい感じかなと思いました。外出時を含めちょっと真面目に?音楽を聴くには役不足かもしれません。いずれにしても、Bluetoothイヤホン・ヘッドフォンについてはまだまだ伸びしろはあると思いますので、今後に期待といったところでしょうか。