PHB EM023

PHB EM023、到着です。 QT3が思いの外良かったのでこっちも買ってみました。見た目はパクリのパクリという中華らしいイヤホンなんですが、音質がそこそこ悪くないらしいのを先達の皆様の購入報告を見たというのも理由の一つだったりします。
購入はAmazonのKinboofiから。AliExpressで購入すると40ドル前後ですので金額的にはあまり変わらないのでAmazonの翌日着を選択。

 

パッケージはKZ ZS6やRevonext QT3より豪華です。ロゴはqdcのパクリっぽいし、イヤホンケースはUnique Melodyを彷彿とさせます。ケースはアルミ製でUMのズッシリ感は欠片もありませんが。
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イヤーピースはシリコンタイプ、フォームタイプと複数で、ケーブルはマイク有りとマイク無しの両方が入っているのも価格に似合わず充実している感じです。

 

まずは附属のケーブル、イヤーピースで聴いてみますが、初めから悪くない感じで困ります。明瞭感もあり、高域・低域もそこそこ出ており楽しい感じです。
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ケーブルをKinboofi 2.5mm 4極8芯 銀メッキ銅線、イヤピをスパイラルドットに交換。
スパイラルドットは日頃はあまり使いませんが、何度も書いていますが、この筐体の形状は角が耳に当たって痛いので、耳奥にあまり押し込まずに耳孔に蓋をする感じで装着する際に使う感じです。
全体的に派手目になりますね。バランスがいいのは標準装備の方かもしれません。音が近くてやや窮屈な感じがします。

 

イヤピをスパイラルドットからnobunaga lab0のダブルフランジに変更。イヤーピースが長い分、耳奥に入れられるので安定感、遮音性がちょっとアップしたかな。あと、少し低音が締まったような気がします。
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QT3と条件を揃えて比較してみました。 イヤーピースは須山のダブルフランジ、ケーブルはEasy Earphoneのキンバー風ケーブルの2.5mm版を使用。 EM023はこってり、QT3はあっさり。ぱっと聴いた感じではEM023の方がいい感じですが、長時間の使用だと装着感が合わないことと聴き疲れするかもということでQT3の方が良いように個人的に思います。
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ケーブルをBrise Audio flex001に交換してみました。ちょっと価格的にアンバランスかなと思わなくもないですが。
先ほどまでの中華ケーブルに比べてずいぶんと細いので、すっきりするのではと思いましたが、意外に低域寄りでいい感じ。ちょっと広がる感じがあり、窮屈さも抑えられる気がします。