IRIVER Astell&Kern A&futura SE100 Titan Silver
先日に遠出の帰りに寄ったeイヤホン名古屋大須店にて、最近のメインイヤホンであるHotfi HF20で試聴したところ、HF20の低域の深さと高域の伸びに対する不満を見事に払拭してくれる音でした。30K円のイヤホンを鳴らすのに200K円のDAPを使うのもなぁと思いつつ、このイヤホンをこれだけ鳴らせるなら、もっと素性の良い?イヤホンでも力を発揮してくれると思い、購入に至った次第です。
このDAPの売りはポータブルオーディオ初のESS Technology 8ch DAC「ES9038PRO」搭載だそうです。DAPの音がDACだけで決まるわけではないかと思いますが、なぜか今まで使ってきたDAPやDACアンプで音が好きだったのが全てESS TechnologyのDAC搭載機だったということは、個人的な嗜好に合うのかもしれません。ESSのDACのキャラクターは明瞭、硬質らしいので、そのあたりは確かに好みかなとは思います。
AK120+GLOVE A1 ES9018
ONKYO DP-X1、ONKYO DP-X1A、GRANBEAT ES9018K2M×2
iBasso DX200 ES9028PRO×2
Fiio X7 ES9018S
Fiio X7 MKⅡ ES9028PRO
Hiby R6 ES9028Q2M×2
Iriver Astell&KernのDAPの使用履歴はAK100、AK100 MKⅡ、AK120、AK120Ⅱ、AK100Ⅱ、AK70、AK70 MKⅡと比較的安価な機種を購入するものの、AK120Ⅱ以外は音がちょっと好みではなく、ポータブルアンプを組み合わせて使うことがほとんどでした。AK120Ⅱは音は好みだったのですが、見た目がいまひとつ好きになれず手放してしまいました。
そんなこんなでAKとは相性が悪いなぁ、また最近は音は悪くないけどメタルに合わないとか金銭的に厳しいという感じであまり気にはしていませんでした。
デザインもなんか奇を衒った感じで変に傾いていたりでちょっと好みではありません。それはこのSE100も同様なので、ちょっと使い続けることへの不安はあるのですが。
購入時に専用ケースを付けていただいたので使っています。本体のデザインが気に入っている方はケースを付けるとデザインがスポイルされてどうなんでしょうね。
不思議と自分のTwitter上ではSE100を購入した方はおられませんので、SP1000とSR15に挟まれたポジションが微妙なのでしょうか。ちなみに今回のSE100の購入に際して、改めてSP1000とSR15を聴いてみましたが、やはりちょっと求めている音とは違う感じでした。
サイズ的にはGRANBEATを使っていたことを思えばそこまで大きいとは思いません。重さはHiby R6 SSよりは軽いので問題ありません。ぎりぎりシャツの胸ポケットに収まる感じかと。
平行四辺形な形状は確かにテーブルに置いた時とかに持ちやすいように思いますが…。
音質的には試聴時よりは低音が強くて高域が伸びていない気がしますので、もう少し鳴らしこんでから改めて書きたいと思います。