大阪ポタフェス 行ってきました 2018年版
10月7日(日)に開催されたポタフェス2018に参加してきましたので、試聴させていただいた機器等の簡単な感想です。
ポタフェスは今年は3月の名古屋に続いての参加となります。仕事の都合で日程が合わず、比較的近い大阪(私は京都在住)会場の参加は初になります。今回の会場はeイヤホンEST店と目と鼻の先で、大阪駅からも近く比較的わかりやすかったんじゃないでしょうか。広さ的には名古屋と同等かちょい広い程度かな。
このようなイベントでは日頃はTwitterでやり取りさせていただいている方と顔を合わせるのも楽しいですね。Twitterでのイメージとぴったりの方や意外な方もおられる感じで。そういう意味では自分もどう思われているやら…
試聴はDAPはIRIVER AK SE100、イヤホンはJH Audio ROXANNEを使用しています。ケーブルの試聴はE4UA作アダプターを介したqdc 4SS SEを使いました。
Brise Audio
最近いろいろとケーブルを買っていることもあり、まずはこちらへ。STR7-Std MMCX-2.5mmを聴かせていただきましたが、少し前に購入した同社のflex001 SEとはかなり傾向が違い、全域にレベルアップする感じで、元のイヤホンの音の傾向はあまり変わらない感じで好印象でした。また、Briseのケーブルは取り回しが悪いというイメージがありますが、こちらのシリーズはflexシリーズとほぼ同じレベルで改善されているようです。
次に聴かせていただいたSTR7-Ref.は、Stdと使用しているケーブルの材質は同じにもかかわらず、使用するパーツが違うというだけでずいぶんと音が変化しています。より高域が伸びやかに感じ、さすがに値段の差だけのことはあるという印象です。個人的にはケーブルは30K円までと固く心に誓っているので手を出すことはありませんが。プラグの外観もメカメカしくてカッコよく所有欲を満たしてくれる一品だと思います。
それにしても同じケーブルをパーツをグレードアップさせるだけでここまで音質が変化するとは…オーディオの奥の深さを今更ながらですが垣間見させていただきました。
ORB
ORB Clear force Ultimateを先日に購入したところですが、ノーマルのClear forceを聴かせていただきました。取り回しはやや難がありますが、個人的にはノーマル版の音の方が好きかも。明瞭感等はUltimateの方が高いように思いましたが。
RHA CL2 Planar
音量は取れますがちょっとSE100単体では本領発揮とまではいかないようです。またちょっと鳴らし込みが足らないかもしれないとのことでした。それもあってか、あまり印象に残る音ではありませんでした。
Final Make2
音にも興味はありましたが、最も気になっていたのは装着感です。出資しなかったのはWebで見た際に角ばったデザインが耳に合わないような気がしたので。実際には全く気にならず、装着感は良好でした。イヤホンを点で支えず面で支えるようにしたので耳への負担は少ないとブースの方も仰っておられました。音質も音量は取り難いですが、低音もしっかり出ておりメタル系の楽曲にも合う感じ。12月頃に一般販売の予定とのことでしたので、これは買う可能性大です。デザイン的にはブラックボディのMake3が一番なんですが。
Kinera Odin
Kineraは比較的安価なイヤホンを出しているイメージが強かったのですが、Odinは片側8BAということもあり、100K近くするそうです。音質は外観と同様に派手目で、全域に亘ってパワフルな感じ。付いていたケーブルも銀線の凝ったもので、その恩恵も多分にあるかもしれません。ただ、一般販売の際にこのケーブルが附属するかどうかは未定とのことです。
個人的にはやや音が近いのが気になりましたが、ケーブルを替えるとまた違う顔を見せてくれるかもしれません。
VECLOS HPS-500、HPT-700
前回の名古屋ポタフェスで聴いて好印象だったので再度聴かせていただきました。まぁ既に販売が始まっているので量販店で聴けばいいのですが、開発・販売に携わっている方のお話を聞かせていただくのは楽しいのでご容赦ください。
気に入ったのはお安い方のステンレスバージョンのHPS-500ですが、やはりヘッドホンはDAP単体でというかSE100では厳しいようで、名古屋で聴いた時ほどの感嘆は感じませんでした。これからの秋のヘッドホン選び、どうしますかねぇ。
楽彼(LUXURY&PRECISION) L4、LP5
独特のデザインで気になっているDAPの新作を聴かせていただきました。ROXANNEとは思えないクリアな音を奏でるのですが、良いような悪いような。イメージ的にはもっとパワフルな感じかと思っていたのですが、しっとりと細やかな音を聴かせるDAPでした。特にLP5は操作性は一昔前のDAPのようで、奇抜なデザインと重さもあって、ポータブル用途というより据置きと接続しての使用をメインに考えているとのことでした。
SE100と全く違う音質なこともあり、ちょっと欲しくなってしまいました。
エーツーピージャパン TR-07hp
以前から気になっていたアンプです。まさかポタフェスで聴くことができるとは思ってもいませんでした。ありがとうございました。
外観は講入欲をそそる無骨なかっこよさに溢れています。持った感じも適度に重量感があり、サイズも思っていた以上に小ぶりです。
音質は真空管アンプかと錯覚するぐらい暖かくパワフル。ややイヤホンや楽曲を選ぶ感はありますが、嵌ればかなりの満足感が得られる一品でした。
あとから思えばあれも聴いてないこれも試してないと後悔しまくりですが、途中でESTと日本橋のeイヤホンに行ったりしたので疲れ果ててしまいました。特にいつもいろいろと隠し玉?をお持ちのAccoustuneのブースに行けなかったのは残念至極です。
当初はあまり聴きたい機器もないかなと思ったりもしていましたが、実際にはいろいろと楽しめる一日となりました。今回のポタフェスを準備、運営、参画された各位に深く感謝する次第であります。今後ともよろしくお願いいたします。
番外編
途中で行ったeイヤホンで気になる機種を試聴しました。
FitEar EST
もう耳に吸いつくような装着感でこのまま持って借りたい感が半端ないです。購入するのは確定なんですが時期をどうするか。
Unique Melody MAVERICK II Re;
外観はTwitterで流れてきた時のイメージよりも明るくきれいな感じだったので少しがっかり。もう少し暗めのブルーが好きなので。音も低域が強化された的なレビューを見たので期待していたのですが、やはり高域寄りで趣味ではない感じでした。ちょっとまだ鳴らし込みが足りない可能性もありますが。
ケーブルもいいものなんでしょうが取り回しに苦労しそう。
ちなみに他の機種を試聴していた時にこのイヤホンを試聴していたグループが、リスニングとモニターの良いとこ取りと絶賛して購入していたので、まぁ人の趣味はそれぞれだなぁと改めて痛感した次第です。
Ultimae Ears UE6PRO T0-Go
1BA+2DDという変態構成?に期待していたのですが、低域の量は多いものの締りが感じられず残念な印象。カスタムだともう少し違う感想になるかもしれません。
Cayin i5
既に販売終了していますので中古品の試聴です。以前から気になっていた機種ではありますが、イヤホンを選ぶタイプかなという印象です。巷で評判のパワフルさは実感しましたが、ROXANNEには合わない感じでした。
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