HCK Custom UE
こちらもTwitterでフォローさせていただいている小倉 彬さん@ogura_aki からお借りしたものです。いつもありがとうございます。
NiceHCK Audio Storeのオリジナルモデルなんですが、価格が25〜142ドルと幅が広いです。ドライバ構成はすべて1DDで変わる訳ではないので、デザインの変更で価格が変わるようです。142ドルはラインナップに無い、オリジナルカラーでお願いした際の金額なんでしょうね。
お借りしたのはベーシックモデルのシンプルなクリアタイプです。これは25ドルなので、中華イヤホンとしても安価な部類だと思います。
装着感も悪くなく、遮音性も高いです。イヤホン本体だけをお借りしたので、ケーブルはHCKのHigh Quality Custom Made Silver and Copper Mixed Earphone Upgrade Cable(現在は25ドル程度で売られています)、イヤーピースはfinal ESpinFitのMサイズを使っています。
音質は特にエージングもされていないと思いますので、眠たいです。中音がメインで、まぁ聞きやすいと言えば聞きやすいのですが。音の拡がりはそこそこあるようですが、明瞭感もあまり感じられません。
ちょっと鳴らしておくかということで2時間後改めて聴いたところ、すっかり様変わりしてました。高音もそこそこ伸びているし、ダイナミックドライバらしい低音も出てます。ボーカルも埋もれずに前に出てきていますし、全体的に曇った感じもありません。うーん、劇変です。
現時点ではやや固めの音なので、バラード系などしっとりした曲には合わないようには思いますが、メタルには結構いいです。一つ一つの音に集中して聴くといろいろとアラが見えてくるとは思いますが、外出時に気楽に音楽を聴くにはいいかもしれません。