ROSE Cappuccino 2+2C 開腹しました

ROSE Cappuccino 2+2Cの右側のMMCXケーブルが突然装着できなくなりました。附属ケーブルを含めた手持ちのMMCXケーブルが全滅でしたので、イヤホン側がダメになったと判断。拡大ルーペで観察すると、大丈夫な左側に比べて、数ミリ程度ですが、プラグ自体が奥まっているようです。それが原因でケーブルが装着できなくなってしまったようです。

そこで、まずは購入したHCKTwitterDMで連絡。早々に返事が来て、ROSEに故障の様子を伝えるため、ビデオを撮影してメールしてくれとのことでした。

で、悩んだのはどんなビデオを撮影すればいいのかということ。MMCXプラグの奥まった様子なんて撮影できそうもないし。

 

まぁビデオを送って遣り取りしてたらまた時間がかかるので、有料になるけどeイヤホンの修理サービスに頼んでみようと思い、まずは貴店で取り扱ってない中華イヤホンだけれども修理をお願いできるかと質問メールを送りました。現物を見ないとわからんとの返事だったため、eイヤホンクリニックのホームページから宅配修理申込書をダウンロードし、記入のうえeイヤホン日本橋店にイヤホンと附属ケーブルを発送しました。翌日に返事が来たのですが、カスタムイヤホンと同じ構造なので修理はできませんとのことでした。意味がわからんと思いながらも、仕方ないなぁと思い、返送されてきたイヤホンを受け取りました。

 

Twitterでフォローさせていただいている人にも同様のことがあったけど自分で直したと聞いていたこともあり、こうなったらもう自分でやるしかないかと思い、Amazonにちょっと上等というか、切れ味の良さそうなカッターナイフとシリコン接着剤を注文。

合計898円也。
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ということで開腹します。ちょっとどきどきしますが楽しいですよね、こういうの。もう少しお安いイヤホンならもっと気楽にできるのですが、デザインも含めて気に入っているイヤホンなのでちょい緊張します。

作業は固定した拡大鏡を通して。まずは慎重にフェイスプレートとシェルの境目をカッターナイフで削るというか、切れ目を入れていきます。
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あとはさらに慎重にこの切れ目をなぞり、フェイスプレートを剥がすだけなんですが、まぁ結構時間がかかりました。慣れていないこともあり、30分以上かかったように思います。また手が滑ってフェイスプレート部に傷を付けたり、手にも二箇所切り傷を作ってしまいました。

ある程度切れ目が深くなってきたところで、比較的大型のカッターナイフにチェンジ。切れ目に刃を差込み、ゆっくりと抉ります。最後はパカっと勢いよく開腹しました。
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こんな感じです。意外と隙間もあります。あんまり半田の処理とかもきれいじゃない感じかな。

 

で、肝心のMMCX端子はというと、予想通り軽く押すだけで動いてしまいます。手で押さえてMMCXケーブルを接続してみたところ、万歳!無事にケーブルを装着できました。また、音もちゃんと出るようで、ごそごそしていて配線を切ってしまったりはなかったようです。内部の配線は線自体も本当に細く、とても僕の腕では半田付けはできそうもなさそうでしたので。


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ここを購入していたシリコン接着剤でしっかりと固定という感じなんですが、購入していたのが二つのチューブから同量を出して混ぜ合わせてというタイプだったので、あまりうまくピンポイントに付けることができずにMMCXプラグの内部の配線もろともに接着してしまった感じです。もしMMCXプラグ自体を交換しなくてはならない事態に陥ったりしたら、ちゃんと配線できるのかという心配はありますが、まぁその時はその時ということで。

 

あとはやはりシリコン接着剤でフェイスプレートとシェルをくっつけるだけなんですが、どうも不器用な人なのであちこちに接着剤を付けてしまいました。まぁ乾いてから眼の細かいサンドペーパーやコンパウンドで磨けばいいかなと。


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ぱっと見た感じはちょっと曇った感じはあるものの、まぁ気にしなかったらいいかなぁと思っていたのですが、フェイスプレートとシェルの隙間が一部ある感じなので、近々処理をしなくてはと思っています。

折角なので、シリコン接着剤ではなく、レジンにチャレンジしようかと考え中。