HCK福袋 NICEHCK DT100
福袋として500個限定という形で65ドルで販売されたものを購入しました。
前回と同様、福袋らしく?可愛い柄の袋に入っています。この袋も何かに使えそう。
今は115ドルで販売されているようですね。昨年末の12月30日に注文し、1月19日に到着しました。
1BAのイヤホンということで、多ドラ機を期待していた方の不満をTwitterで見かけていましたが、後述しますがなかなかどうして、福袋の価格ではもちろん、現在の価格でも十二分な音質のイヤホンだと思います。
ちなみに僕は1BAのイヤホンは苦手で、先日も見た目につられてqdc Neptuneを購入したものの、やはり高域にも低域にも不満を感じて早々に手放してしまいました。今までにもKlipsch X5、X10、オーテクのCK70Proなど、評判の良い1BAのイヤホンを入手してみたものの長く使うことはありませんでした。1BAのイヤホンはボーカルをメインに聴く人にはいいのかもしれませんが、メタル中心の僕が聴く曲には合わないと思っていました。
そういう意味では福袋の中身が1BAのイヤホンと聞いた時は正直なところ、失敗したかなと思いましたが、反対に、まぁ自分では進んで買わない機種だから、福袋として比較的安価で手に入るならそれはそれでいいかとも思っていた次第です。
箱が微妙にめでたく金色が使ってあります。
附属品はイヤホンケースにイヤーピース、それと3.5mmシングルアウトと2.5mmバランスアウトの二本のケーブルが附属しています。現在はどちらかを選択して購入するようですね。
筐体は金属ということでそこそこ重さがあります。形はまぁ某finalっぽいという気がしなくもありませんが、まぁそこは中華イヤホンなんでご容赦いただくとして。
ノズルの部分はそこそこ太さがあるので、装着できるイヤーピースは限られるかもしれません。
ケーブルはしなやかで取り回しも良い感じです。
我が家への到着時には既にTwitterでいろいろと情報が流れており、低音が強い、標準のイヤピはいまいち、2.5mmバランスアウトではなかなかいい、とのことでした。まぁ確認のため、装着されていたイヤーピースのまま、3.5mmシングルアウトで聴いてみます。DAPはAK70 MKⅡを使用しました。確かに箱出し直後ということもあってか、ざらついた感じで、低音がややぼわつく感じで、あまり褒められた感じはありませんでした。
ケーブルを2.5mmバランスアウト用に、イヤーピースをAcoustune ATE07に変えたところ、やや低音が強いものの、悪くない感じです。
ということでAK70 MKⅡ+iBasso PB3に繋いで一晩鳴らし込んだところ、確かに低音が強いもののボワつくことはなく、楽しく聴ける感じです。ボーカルメインで聴きたい人にはちょっとボーカルを遠く感じるかもしれませんが、耳元でボーカルが鳴るのが苦手な僕にはちょうどいい感じです。これでもう少し音の拡がりというか奥行きがあれば、と思わなくもないですが、価格を考えれば贅沢な要望かもしれません。
という感じで、あまり1BAらしくない感じなのが僕にとっては好みだったのですが、反対に1BAが好きな方はどう感じられるのかなと思わなくもありません。あと、筐体の重さで外出時の耳への収まりがどうかなと気になるところです。
いずれにしても到着してまだ一日なので、もう少しいろいろ聴いていきたいと思います。