ifi audio xCAN

先日に購入したGRADO GH3はiBasso DX200でも音量は取れるのですが、アンプを使った時の音が聴いてみたくなったのと実際の運用面を考えて購入しました。

日常的にDX200はAMP3で使っています。AMP3は2.5mmのフォンアウトとラインアウトだけなので、GH3を使う時は他のアンプに交換しなくてはなりません。2.5mmフォンアウトと3.5mmのフォンアウト、ラインアウトがあるAMP1にすると接続の問題は解決するのですが、AMP3に比べるとちょっと2.5mmフォンアウトの音が痩せた感じに聴こえてしまいます。xCANは3.5mmのラインインだけでなく、2.5mmのラインインもあるため、AMP3の2.5mmラインアウトからxCANに繋ぎGH3を使用することができるというわけです。また、xCANの特徴であるBluetoothによりDX200と接続すると、DX200のAMPを気にせず、2.5mmでも3.5mmでも使用することが可能です。とっても便利。

 

附属品はマニュアル、ポーチ、2.5mmと3.5mmのmini-to-miniケーブル、充電用のUSBケーブル、DAPスマホと合体時に使用するマジックテープです。小さな筐体に関わらず多機能・高出力が売りのxCANですが、パッケージに日本語のマニュアルが無いのは少々不親切な感じがあります。
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附属品はDAP等と重ねるためのマジックテープ、2.5mmと3.5mmのmini-to-miniケーブル、充電用のUSBケーブルです。mini-to-miniケーブルはL字型なので運用面では有難いのですが、ちょっと音質はどうだろうと思ってしまう感じの品質です。 
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本体は非常に軽量で、独特なデザインで気に入っています。
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前面に2.5mmと3.5mmのアウト、ボリューム、電源スイッチ、3D+・XBass Ⅱの動作確認インジケーターと同スイッチがあります。

電源スイッチを取り巻く感じでロータリータイプのボリュームがあります。電源を押す時間で通常のアンプとしての使用かBluetoothアンプとしての使用を選びます。通常使用なら緑、Bluetoothを使用する場合は青に光ります。音量の大小によっても光が変化しますが、この辺りはChord MOJOを意識したというか、似たような感じだと思います。
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後ろには充電用のUSB Type-C、XBass Ⅱのモード切替スイッチ、2.5mmと3.5mmのイン端子が並びます。
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サイドには特に何もありませんが、個人的には不要だと感じるハイレゾシールが貼ってあります。

端子類の並びからわかるように、DAPと重ねて使用する際は前面と後面にケーブルを挿す必要があるため、机上ではいいのですが、かばんやポケットに入れるには気を使わなくてはいけません。ちょっと持ち出すのは困難な感じです。

 

iBasso AMP6の3.5mmラインアウト、AMP3の2.5mmラインアウトからxCANに接続して聴いたみましたが、まだ鳴らし込みが足りないのか、パワフルさは今のところ感じられません。もともとのヘッドホン、イヤホンの音がやや力強く拡がる感じかなという程度です。

 

あとBluetooth機能ですが、通常のBluetoothレシーバー的な繋がりの強さを期待してはダメなようです。本体後部の黒い部分を触るだけで音が途切れますし、iCANをポケットに入れて少し移動するだけでも音切れが発生します。動かないで使う分にはあまり劣化した感じもないのでいいんですが。まぁ想定されているのはそういう使い方なんでしょうから文句を言うのは筋が違うかもしれませんが。