TRN T200

TRNはホームページによると、「 HI-FIヘッドフォン、スポーツBluetoothヘッドセット、TWS Bluetoothヘッドセットおよび関連分野に従事するハイテク企業。独立したブランド製品であるODMとOEMの組み合わせです。 TRN製品はすべて、最高のパフォーマンスと耐久性を確保するため、開発プロセス中にヘッドフォン愛好家が参加しています。」(Google翻訳)だそうです。

www.trn-hifi.com

TRNのイヤホンは以前にV10とV80を購入したのですが、どちらもあまり好みの音ではなかったため早々に手放してしまい、あまり良い印象はありませんでした。それもあって、その後に発売されたV90、X6、IM2なども悪くない評判ですが、特に購入していません。今回、T200を購入したのは、元々はKZ E10を買おうと思ったのですが、(その時点では)中国からの発送で到着までに時間がかかるので、構成こそE10の4BA+1DDよりドライバ数は少ないものの、同じハイブリッドのTWSで翌日に配送されるというのが理由だったりします。値段も安いですし。

TWSは以前にBose SoundSport Free wireless headphonesを使っていたぐらいで今まであまり手を出していなかったのですが、Amazonを見るとこのT200をはじめ、たくさんのお安い中華TWSが並んでいます。この値段なので正直なところちゃんと繋がるのか?まともな音が出るのか?という興味も購入動機の一つにあったと思います。

購入はAmazonのYinyooのショップから。価格は5,980円でした。

 パッケージ。

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附属品。取説には日本語表記も。まぁところどころ変なところもありますが。

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筐体。プラスチック製でとても軽量。

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スマホとの接続は簡単にできましたが、接続機器にTRN T200 LとRがそれぞれ表示されます。当方のスマホだけの現象なのか、そういうものなのかは不明ですが、特に支障もなく使えていますのであまり気にしていません。また接続機器のところにバッテリー残量も表示されます。あてになるかわかりませんが、目安ぐらいになるかなと。

装着感はよく、耳にすっぽり収まる感じで、筐体が軽いこともあり、快適です。ちょっと大げさに言えば、イヤホンを付けていることを忘れるぐらい存在感がありません。

附属のイヤーピースでは低域があまり聴こえなかったため、ATE 08に変更しています。ちなみにイヤーピースを変更してもケースにしっかりと収まり、充電の妨げになりません。

左右をそれぞれタップすることで様々な操作が可能となりますが、うまくいく時と思ってもいない操作になってしまう時があります。機器の問題というよりこちらの慣れで少しは改善するかなと思っています。

音質は、最初は中高域と中低域が聴こえて真ん中が不足している感じでしたが、数時間鳴らすとまともになったように思います。どちらか言えば中高域寄りです。自宅内やカフェなどでは低域が足りないとは思わないのですが、やはり外出時にはちょっと物足りなさを感じてしまいます。音の近さはそこそこ距離感がある感じで、個人的には好みです。いずれにしてもこの価格のTWSですので、素晴らしいとは思いませんが、悪くないというのが正直なところでしょうか。

何よりもT200の良いところは、手軽にそこそこの音質で音楽を楽しめることだと思います。ケースも含めてプラスチック製ですので、高級感はまったくありませんが、軽いので、気にすることなくポケットに放り込めます。

最近、よっぽどひどい音でなければそれなりに楽しめるチープな耳だなぁと感じることが多いので、個人的には大げさに言えば目から鱗な製品でした。あとは故障しないことを祈るばかりです。

ちなみにもともと購入しようかとなやんだKZ E10はAliExpressの11.11セールでオーダーしてみました。そちらが到着すればまた比較してみたいと思います。