閑話休題 eイヤホン日本橋店にていろいろ試聴 2017年2月
梅田EST店ができてからすっかり行かなくなっていましたので久しぶりの訪問となりました。比べるとちょっと狭い感じですね。中古はこちらのほうが充実している感じではありますが、何か目的の商品を探しにくい。
目的はHEIR 5.0Aに合わせた2pinの青系のケーブル探しとPioneer DJE-2000があれば試聴したいなと思ったのですが、いずれも空振りでした。
ケーブルの方は唯一Bispaで青いのがあったのですが、比較的低価格だったので止めておきました。Pioneerの方はオンラインショップでは扱っているようですが、置いている店が明記されていないので、実店舗では扱っていないのでしょうかね。
ということで、約1時間いろいろと聴いて来ました。DAPの試聴時はUM MAVIS Ⅱで、イヤホンはibasso DX200を使用しています。
- Unique Melody MASON…滑らかな美音。ボーカル曲に合う感じかな。
- Unique Melody MAVERICK Ⅱ…+と違う。低音がさらにしっかりしていてメタルにも合う!うむむ…
- Unique Melody MAVIS…やっぱり持ってた時と同じでおとなしい音。
- JH Audio ROXANNE UNIVERSAL IEM…慣らし不足?DAPのパワー不足?ちょっともこもこ?
- Campfire Audio VEGA…イヤピが合ってないせいかちゃんと聴けませんでした、残念。
- Campfire Audio ANDROMEDA…前回は低音が強く感じましたが、今日は高音がきれいと思いました。
- IRIVER Astell&Kern AK T8iE MkII…ちゃんと装着できない…
- SONY MDR-EX800ST…相変わらず装着感に難あり。こんなあっさりした音だったかしらん…
- SONY NW-WM1A…美音。すっきり音場が広い。
- COWON PLENUE S…メリハリがあって聴いていて楽しい。
さすがに最近はいろいろと買いすぎているのであんまり試聴にも身が入らなかったように思います。AK380SSもあったのですが、声をかけるのが面倒で聴いていません。持ち上げて重いのは確認しましたが。
ケーブル類もほとんどがケースに入っていたりで、微妙に京都からは時間がかかるので、これなら梅田EST店でいいかなと思ってしまったり。
Unique Melody MERLIN V2 開封篇
みんな大好きUnique Melodyです。ってこのフレーズは最近にも書いたような。
なんだかんだ言いながらUM好きな私ではありますが、どうもこれは!とまでは気にいる機種には会えませんでした(なら買うなよの声が飛んできそうですが)。どうも低音に不満があるというか、私が締まった低音だけでなく、ある程度の量も欲しい人だからでしょう。ヘッドフォンで言えばゼンハイザーHD25-Ⅱみたいな。
それで先日にMAVERICK+とMACBETHを手放したところですが、日本では売っていない機種はどうだろうと検索して見つけたのがアメリカのMusicTechというサイト。UMだけでなく、B&OのPro Partnerだそうです。
UMの商品もいろいろあります。カスタムは置いておいて、ユニバなら一番高いのがMAESTRO V2で、安いのがMARTIAN。MAESTRO V2が括弧書きでMASON V2と書いてあるのは謎ですが。で、日本ではカスタムしかないMERLINを、と思ったら隣にMERLIN V2が。
UM Merlin V2 (5 Driver Hybrid) (Carbon Fiber Faceplate + UM logo)shop.musicteck.com
MERLINが
- DRIVES: QUAD BA & 1x DYNAMIC; CROSSOVER: 3-WAY
- CONFIG: 2x HIGH, 2x MID, 1x LOW DYNAMIC
- RANGE: 10 Hz - 19 kHz
- SENSITIVITY: 108 dB SPL
- IMPEDANCE: 12 ohm
MERLIN V2が
- DRIVES: QUAD BA & 1x DYNAMIC; CROSSOVER: 4-WAY
- CONFIG: 2x HIGH, 1x MID, 1x LOW-MID, 1x LOW DYNAMIC
- RANGE: 10 Hz - 20 kHz
- SENSITIVITY: 108.4 dB SPL
- IMPEDANCE: 43.2 ohm
ということなので、V2の方が低音が強いかなと思っての購入でした。
で、あとから気づいたのが、このドライバ構成ってMAVERICK Ⅱと同じじゃね?
MAVERIK Ⅱは(eイヤホンの販売ページから)
□ドライバー:ハイブリッド型
□ドライバー構成:5ドライバー
Low×2(ダイナミック×1+BA型×1)/Mid×1/High×2
□クロスオーバー:4ウェイ・クロスオーバー
□周波数特性:10Hz - 20kHz
□入力感度:111.7dB
□インピーダンス:23.3Ω
□入力端子:3.5mm ミニ端子
□出力端子:2pin端子
まぁインピーダンスとかも違うからドライバ自体は違うと思いますが、少々不安が…
とりあえずは開封の写真です。音についてはまた改めて。第一印象はやや低音が勝ってるかなという感じで、今後のDDの頑張り?に期待です。
梱包は普通ですかね。
いつもと同じですね。
附属品も同じですね。
イヤーピースはこんなケースに入っています。これはいいかもです。
ケースも同じですね。
【追記 2017.2.27】
2月20日に注文し、25日に到着しましたのでかなり早いかと思います。発送方法はUSPS(アメリカ郵便公社)になり、送料が50ドルとちょっとお高い感じですね。支払はPayPalを使うことになります。
受注はもちろん、発送の際にもメールが来ますので、安心して利用できるサイトのように思いました。
NiceHCK DZ9
こちらもTwitterでフォローさせていただいている小倉 彬さん@ogura_aki からお借りしたものです。いつもありがとうございます。
先日にちょこっとレビューしたDZ7と同じく、その名前が現す通り、NiceHCK Audio Storeのオリジナルモデルです。1DD8BAのハイブリッド型のイヤホンです。
DZ7とやや色合いが違いますが、このデザインもStarsという名称のようで、当初はこれ以外にWood Grain、SilverとRedのデザインだけだったのですが、今年に入ってから大量にデザインが増え、HCKのツイートを見ると22種類もあるみたいです。お気に入りを選ぶ楽しみが増えたという感じかな?ケーブル端子が2pinかMMCXかを選ぶのはDZ7と同じです。
価格は現時点では10%オフで522ドルですので、中華イヤホンにしてはかなり高価な部類だと思います。
試聴はibasso DX200、イヤーピースはfinal EのMサイズを使用してのものとなります。
まずは附属ケーブルでシングルアウトでの試聴ですが、すっきりと明瞭な感じで、伸びる高域という感じはDZ7と同じ傾向ですが、低音はかなりしっかり出ているように思います。女性ボーカル曲に合うのも同様ですが、かなり迫力を感じます。これはいいですね。前作よりかなり好みです。DZ7の時に感じたスカスカ感はありません。
次にバランス接続で聴いてみます。ケーブルは前回と同様に、ヤフオクで落札したMOGAMI 2944 八芯 2.5mm4極ケーブルにチェンジ。
音も八芯の効果か線種かバランス接続のおかげかわかりませんが、中低域の量がかなり増え、迫力満点になります。ちょっと人によっては聴き疲れすると思うかも。低音の量感だけでなく、高域もさらに伸びたように感じます。あと音の拡がりもシングルの時よりも増したようです。
これはかなり私にとっての理想に近いイヤホンかもしれません。
残念ながらDZ7を貸出中のため並べて写真を撮影できませんでした。ほぼ同角度の写真を並べておきます(上がDZ9、下がDZ7)ので、比較いただければと。筐体のサイズは変わってないように見えますがどうでしょうか。
VE MONK Plus Espresso 25TRRS 到着篇
Venture ElectronicsのMONKの新バージョンです。
AliExpressの直販店で色違いやスマフォ対応モデルなど様々なバージョンのMONK Plusが5〜30ドルで販売されています。今回購入したのは2.5mm4極プラグで、これが一番高い30ドルのモデルです。
購入にあたっては送料が必要となり、様々な輸送方法がありますが、私は通常のAliExpress Standard Shippingを選びましたので、日本円で総額3,825円となりました。
注文したのが2月1日、到着が24日といつもより長くかかたように思いますが、注文日は春節祭真っ只中だっとことを思えば、まぁこんなものかもしれません。
VE MONKは昨年の春のヘッドフォン祭で日本デビューを果たし、その低価格、怪しいパッケージ、思いの外の高音質ということで人気となったのですが、私はいろんな中華イヤホンを聴いてきましたが今回が初MONKとなります。
到着時はいつも通りな感じです。
この価格にもかかわらず、2.5mm→3.5mm3極、2.5mm→3.5mm4極の変換ケーブルが附属しています。造りはそこそこですが、買うとそれなりの価格ですので、ありがたいですね。
イヤホンケースはちょっとオシャレな感じです。
じゃん!
箱出し直後の感想ですが、バランス接続のせいか、やや低音が過多でボワつく気がしますが、そのうちに晴れてくることを期待しておきます。
Unique Melody MAVIS Ⅱ 到着篇
みんな大好きUnique Melodyの新作です。
MAVERICK Ⅱと同時発売ということもあり、あまり購入報告を見なかったのですが、このカラーリングにやられました。先代のMAVISはあまり刺激がなくて手放してしまったのに性懲りもなくという気もしますが、どのように変ったのかも気になるところではあります。
パッケージ、附属品はいつも通りですね。MAVERICK+のようにメタルケースが黒ではなく、レッド系だったりするとさらに喜ばしかったのですが。
とりあえず開封したての出音はTL上で言われていたように、優等生という感じですかね。前作に比べると高域が伸びて、音が広がる感じで悪くないです。
もう少し聴き込んでからレビューしたいと思います。
Klipsch XR8i
Klipsch XR8iはKlipsch初のハイブリッド型のイヤホンで、1BA1DDの構成のようです。Klipschの他のイヤホンと同様にスマートフォン用のリモコン・マイクが付いたケーブルで、着脱はできません。日本ではこれがネックになってマニアには受けないようですが、iPhoneでちょっと音楽を聴くに便利なのかなと思います。まぁその用途のイヤホンにしてはお高いですね。こちらのイヤホンも定価では39,800円だそうですが、生産終了になったためか、期間限定で78%オフの9,800円で公式サイトで販売されていたものを購入しました。この価格ならiPhone専用にできます。
デザインはガンメタルでカッコいいのですが、結構筐体がでかく、ちょっと耳への収まりが悪いです。附属のKlipsch定番の楕円のイヤーピースではちょっと安定しません。他のイヤーピースをと思いましたが、ステムがかなり細いので、定番?のSpinFitやfinal E、スパイラルドットは無理なようです。Crystal Tipsの細軸用ならいけるかな、という感じです。
また、ケーブルが結構硬くて取り回しが悪そうです。使っているうちに改善するかなぁ。
音はハイブリッドらしいドンシャリです。現時点では、ちょっとボーカルが引っ込む感じですかね。こちらも改善すればいいのですが。明瞭感、解像感は高そうで、音場は左右にはそこそこ拡がりますが、特別に広いわけでは無い感じです。
リモコン付きなのでプラグは3.5mmの4極なので、プレイヤーによっては不都合があるかもしれませんが、DX200では問題なく使えました。まぁリモコンは効きませんが。
Astell & Kern AK70 Black
みんな大好きAK70です。
ただ色が日本では販売されていないブラックになります。下記の英国のアマゾンでは499£ということなので、2月21日時点でのレートでは約7万円と、国内価格に比してもかなり割高になりますね。また、日本への発送は行ってくれません。
日本では標準のミスティミントに加え、True Blue、Mirage White、Twilight Roseと限定といいながら多色展開されていますが、英国ではミスティミント(単にGreenと表記されています)とこのブラックだけです。
こちらはいつもお世話になっている小倉 彬さん@ogura_akiがTwitterで不要とつぶやかれたので、つい手を挙げてしまい、入手した次第です。AK70を購入するのはこれで三度目なんですが、今回は日常的にプレイヤーとして使うというよりも、このブログをはじめ、イヤホン・ヘッドフォンのレビュー用に置いておこうかと考えています。ホントにAK70をお持ちの方が多いので、AK70ではこう聴こえる、と説明するほうが伝わりやすいかなと思っています。
ちなみに購入価格は英Amazonの販売価格よりは安く、国内販売価格よりは高くといった感じでした。
機能的には新たに書くことも無いので、あまりうまくはありませんが、写真を載せておきます。やはりローレット状のボリュームに赤いラインというのがワンポイントになっていますね。
サイズ的、カラー的に初代のAK100、AK120を思い出しました。地味ですがカッコいいので、今度こそ長く使っていきたいと思います。