IMR R2 RED
IMR Acousticsのオンラインショップで割引されていたのでつい購入してしまいました。発送はロイヤル・ポストなので到着まで一週間はかかります。
R2 REDは開放型のR2 Atenを密閉型にした廉価版(価格も100ポンドお安いので)かと思っていたのですが、IMRの商品ページでは密閉型専用ドライバーみたいな説明があるため、R2 Atenと同じドライバーなのか不明です。R1やR1 Zenithともドライバー径が違いますし。
スペックは下記の通りです。
- Bespoke 13.5mm Aten driver featuring uprated Neodymium motors with beryllium composite diaphragm + high resolution Piezo ceramic driver
- 5 acoustic audio nozzles + 6 acoustic dampers
- Impedance: 32 Ohm
- Sensitivity: 105 +/- 3DB
- Frequency response: 10 - 45000Hz
R2 REDはR1 Zenithと同様のフィルター5種類に加え、ダンパーと呼ばれている交換可能なフィルターの先端部分6種類附属しているのですが、フィルターの説明書はあるのにダンパーについては書いてないようです。6種類のうち5種類はフィルターと同じ色なので傾向は類推して組み合わせてみましたが、結局は聴いてみないとわからないというか、いろいろ聴いているうちにわけがわからなくなってしまうので、個人的にはこういうギミックは苦手です。基本的にはこういう音でちょっと微調整できる程度ならいいんですが。
それ以外の附属品では、R1 Zenithはコンパクトなイヤホンケースで使い勝手が良かったのですが、R2 REDは交換用のフィルターやダンパーが収納可能なケースとなり、大きくてイヤホンケースとしては使い物になりそうもありません。
ケーブルはR1 Zenithのそれとは違い、取り回しも悪くはありません。
筐体。Webで見るよりは暗めの赤です。R1 Zenithと同様に、ケーブルのガイドは通常のイヤホンと逆になります。
DAPはShanling M2Xを使用しての感想です。到着時はフィルターもダンパーもブラックが装着されていますが、これは二番目に低音が強いフィルター(たぶんバンパーも)です。R1 Zenithも同じくブラックのフィルターが装着されていましたっけ。予想に反して低音が強くなく、高域の伸び、解像度の高さが印象的です。高域はキラキラという感じではありませんが、自然な印象です。
その後、いろいろとフィルター、ダンパーを交換して試してみましたが、正直なところ疲れました。一定の範囲ではありますがそれなりに音が変わるので、正解?がわからなくなってしまいます。
IMRのイヤホンはデザインもよく、魅力的ではありますが、今後は入手しないと思います。