閑話休題 なぜそれを手放したのか 其の壱
基本的に月末に書いているその時点での所有機種を見てもらえばわかるように、いろいろと買っては手放す、また同じ物を何度も買っては手放すという愚行を犯す日々だったりします。できれば気に入った機種をじっくりと使いたいとは思っていますが。
資金のやりくりという側面もありますが、あまり物をたくさん持ちたくないという気持ちになることが多く、一方で新しもの好きだったりするため、その相反する欲望のせめぎ合いの結果といったところでしょうか。まぁ今後の自分の指針になるかどうかはわかりませんが、なぜ手放したかを忘れないうちに書いておこうかなぁというのが今回のエントリーの趣旨です。
- Massdrop✕Noble X…装着感が悪く、音も思いの外スッキリしすぎ
- Fiio X5 3rd RED…音がキツくかんじられた
- ALO RX…高音の伸びに不満が
- SIMGOT EN700BASS RED…イヤホンが多すぎて使い所に困ったため
- intime 碧 Antique…同上
- iBasso PB3 Mockingbird…所有しているDAPにバランスアウトがあるにもかかわらず、合わせて使うのはどうかと思ったため
- NiceHCK DZ-2BA…イヤホンが多すぎて使い所に困ったため
- Astell & Kern AK120…複数のDAPはいらないかなと錯覚したため
- GLOVE AUDIO THE GLOVE A1…AK120を手放すなら必然的に…
- Unique Melody MAVERICK Ⅱ…良い音だけどメジャー過ぎて…あと高く売れるから
- Unique Melody MAVIS Ⅱ…デザインはすごく好きだけど中華のハイブリッドと比較してそこまでいい音とも思えず…
- Unique Melody MERLIN V2…高域にやや不満が
- NiceHCK DZ9…低域にやや不満が
- iBasso DX200…持ってる人が増えたので僕が持ってなくてもいいかなと思って…
- NiceHCK DZ8…いいけどちょっとフラット過ぎという感じで
- aune M1s…DAPを使い分けるのは僕には無理だった
- Trasam HA2-Pro Extream Version…パワフルだけどこの頃はあまり自分でオペアンプを替えて楽しむというのが面倒に思えたので
- Astell & Kern AK70 BLACK…音質が緩く感じられたので
- TRINITY AUDIO PHANTOM MASTER 4…装着感がいまいちに感じたので
- NiceHCK DZ7…スッキリしすぎて低音に不満が
- MaGaosi K3…この頃はイヤホンが増えすぎて使い分けできなかったため
- LZ LZ-A4…日本で発売が始まってそこそこの価格で売れたので
- Whizzer A15…同上
- DZAT DH-10…積極的に使うシーンが無かったため
- VE MONK Plus…インナーイヤホンを使うシチュエーションが無かったので
- Klipsch XR8i…うまく装着できなかったため
- JH Audio TriFi…予想より普通に音が良かったので
- MusicMaker Tomahawk…VE MONK Plusを注文したので、インナーイヤホンは2つもいらないと思ったため
- iBasso IT03…FORSTENIとの比較ができたので
- Oriolus FORSTENI…IT03との比較ができたので
- ROSE Cappuccino 2+2C…すごい好きな音だけど、ちょっと修理に出したりして熱が冷めた
- CampFire Audio LYRA Ⅱ…かなりお気に入りの音だったけど高く売れそうだったので
- Fiio X5 3rd TITAN…iBasso DX200を入手したため出番が無くなった
- ALO CONTINNENTAL V5…同上
- DZAT DT-05…長時間のエージング後も篭もりが無くならなかったので
- Unique Melody MAVERICK+…この頃はROSE Cuppcciniにノックアウトされていて、他のイヤホンはいらない状態だったため
- iBasso DX90J…Fiio X5 3rdを入手したため出番が無くなったため
たぶん、今年になってから手放したのはこれぐらいかな…我ながら頭の悪さを痛感します…反省反省。
ただ、上記の中でもROSE Cuppuccino 2+2CとMaGaosi K3、LZ-A4あたりはもう一度買おうかなと今でも思ったりします。
Massdrop ✕ Noble X Universal IEMs 到着篇
Masstropに何度か登場しているNoble Xですが、5月初旬に来た時に申し込んでしまいました。5月4日に参加し、12日に発送連絡があり、21日に到着しました。249.9ドルに送料が10ドル。日本円にして30K円というところですかね。オプションとして40ドルでiPhoneのライトニング端子に直接接続できるケーブルも頼めますが僕は申し込んでいません。
2BAということでNobleの現在のラインナップではSageかSavantに該当するのかなという感じです。試聴レベルではありますが、Savantに似たすっきりした音質なんで。価格は半額以下なので、音があまり変わらないのであればお買い得だと思います。
筐体はプラスチックなので思った以上に安っぽいですが、その分軽量なので装着感は悪くありません。AK70+Picolloで聴いていますが、明瞭な感じで見晴らしも悪くありませんが、やや低音不足なように思います。イヤーピースをfinal Eタイプに変えると少しマシになったように思いますが、このあたりはバランス接続やケーブル交換で変化を付けて遊べるかもですね。
悪くないイヤホンではありますが、正直なところ、使い続けるかどうかは微妙なところです。このイヤホンにしか出せない音、みたいなものには乏しいように思います。まぁその代わりに汎用性は高いのでしょうが。
イヤホンのパッケージには見えませんね。
イヤホンケースはプラスチックです。このあたりで低価格を実現しているのでしょうか。
附属品も最小限ですね。
Ultimate Ears UE5Pro & UE11Pro 到着篇
UE5ProのフェイスプレートはTranslucent Black、UE11ProはTranslucent Blood Redです。Translucent Blackはちょっと地味すぎですね。
5Proは2way2driver、高域寄りで明るい基調、明瞭感もありますし、硬めで明るい音調。試聴レベルですが、ユニバーサルタイプよりは音の密度もあり、低域も出ているようには思います。音場はあまり広くは無いですが、窮屈な感じもありません。このあたりの音の印象はフィット感がややきつめに感じることも影響しているかもしれませんので、同じ商品をお持ちの方でも違う感想を持つ方がおられると思います。
メタルに合わない訳ではありませんが、やや軽く感じますので、ポップスやJ-popに合うように思います。僕はあまり聴きませんが。
11Proは3way4driverで、こちらも明るく固めの音という印象ですが、しっかりと低域も出ていて、eイヤホンのレビューにある通り、メタルに合うというのも頷けます。高音は刺さるようには思いませんが、僕より年若いリスナーならまた違う印象をお持ちかも。メタルだけではなく、かなりオールマイティなイヤホンという感じですかね。音場も広いし。ただ、やや個性に欠けるように思うのは無いものねだりかもしれません。
いずれもHeir 5.Aとは真逆の音という感じですので、使い分けはできそうです。
TRINITY AUDIO MASTER 到着篇
いつも魅力的かつデザイン的にも好みの製品を発表するTRINITY AUDIOのMASTERが
到着しました。
昨年の12月19日に注文、4月3日に発送メールが来たので、4月12日に発送番号教えてとメールしたら、今はアジア方面は三週間かかるのでもう少し待って、という返事が来ました。んでその後も音沙汰がないので、5月10日にどうなってるのと連絡したら、昨日に送ったのでという返事でした…で到着が5月20日…まぁMASTER 4購入特典で159£が60£に値引きという破格の価格だったのですが、ちょっと発送に関してはぐだぐだだったので、改善して欲しいものです。
MASTERwww.trinityaudioengineering.com
パッケージには記入はありませんが、ホームページのラインナップ上はPHANTOMシリーズということで、正式にはPHANTOM MASTER IEMというらしいです。PHANTOM MASTER 4の改良版ということなので、ドライバ構成も同様に2DD+2BAなのでしょうか。
パッケージはいつも通りですね。なぜかSONYのハイブリッドイヤーピースみたいなのが附属していました。おまけでしょうか。
附属品がいつも通り多いですね。いつもの三角おにぎりのようなケースは附属していません。
ケーブルは布巻きで取り回しも良好です。
AK70+Picolloで聴いています。フィルターはとりあえずは当初から付いている赤のままですが、標準装備ということはフラットタイプなんでしょうか。
プレートを交換してみました。渋めな感じでなかなか良さげです。
フィルターを交換しての感想などはまた後日に。
閑話休題 eイヤホン梅田EST店にていろいろ試聴 2017年5月
今回は普段はiPhone SEにKlipsch X10を直挿しで音楽とか声優ドラマを聴いている友人と出かけたので、あんまりゆっくりは聴けていません。あとからeイヤホンのTwitterでAK KANNが今日から試聴できると知って、気がつかなかったのが残念でした。
今回はビールを飲んだ後だったこともあり、あまり数を聴けず、また正直なところ、音の感想もいつも以上に適当なような気がしますので、近いうちにリターンマッチに行きたいものです。
- final E2000…予想以上に低音も出ており、価格的にはかなり良いけど、買って使うかというと微妙なとこか。ちょっと抜きん出たものに欠ける気がする。
- final E3000…ちょっとボワつく感じ?ジャズ系とかには良いけどメタルには合わないように思う。
- ELECOM EHP-SH1000SV…何度もチャレンジしてますが、耳にちゃんと嵌りません。
- LEAR LHF-AE1d Ti…予想より高音寄り。チューニングダイヤルの状態を確認しなかったので、もう少し好みの音に近づけられのかもしれません。
- LEAR LHF-AE1d Be…低音の出方と音の広がり、スピード感など素晴らしい。実際に使うとなるとちょっと聞き疲れするかもしれないけど。こちらもチューニングダイヤルを確認していないのは失敗でした。
Cypher Labs Picollo DAC 到着篇
みんな大好き?ピッコロさんです。今回はヤフオクで落札しました。一部の附属ケーブルとシリコンバンドとかがありませんが、問題なしです。
あとAK70のUSB出力との接続を試してみたかったので今回はDAC付きにしてみました。そのためアナログ時の稼働時間が公称で24時間とやや減っています。それでも他のポータブルアンプに比較して長いように思います。
DAPはAK70のラインアウトモードで使用しています。音が劇変するわけではありませんが、全域に伸びが感じられうように思います。
で、こっちが今回の本命のAK70のUSB出しですが、ちょっとスッキリし過ぎかなという印象です。よくネット等でMojoとの接続を見かけますが、確かにMojoの濃いめの音とはよく合うかもしれません。
KZ ZS3 到着篇
先日に購入したZSTがとても気に入ったので、これもちょっと今更感が高いですが購入しました。
今回もAmazonのWTSUN Audioで購入。最近は円相場の関係であまりAliExpressで購入するのと差がなく、到着まで日数もかからないので。できればNiceHCK STOREさんの商品も同様に購入できるといいんですが。価格は1,899円、5月6日に注文して8日に到着です。
AliExpressで同商品を見ていた時はマットなブラックというカラーリングだったのですが、今はツルッとした触感の筐体です。ZSTと同様に、前のデザインのものと音が変わっていたりするのでしょうか。
ZSTと同様に、ケーブルが本体と別になって梱包されていることもあり、附属のケーブルは使用せず、ヤフオクで入手した2.5mm4極対応のケーブルを使用しています。ちなみに、KZ ZS3は2pinケーブルが使われていますが、コネクタが通常より太いタイプ?だそうですので、お気をつけください。自分はまぁお安いイヤホンだからいいかなぁと思ってやっちゃいましたが。良い子はマネしないでくださいね。
DAPはAK70で。赤い筐体と黒いケーブル、本体といなかなか個人的にお気入りの組み合わせです。イヤーピースはSpinFit Twin Blade Mサイズです。
最初からいい感じですね。あちこちのレビューでも低音が強いと書かれていましたが、そこそこの量と深さの低域に支えられている感じですが、決してボーカルが凹んだり、高域が足りなく感じることはありません。高域はZSTには及びませんが、低域は勝っていますね。ZSTの高域にZS3の低域でイヤホンが作れませんかね…。音の広がり、明瞭感も感じられ、とても2,000円以下のイヤホンとは思えません。
私がよく聞くキラキラメタルにはZSTが、パワーメタルにはこのZS3が合う感じでしょうか。でもどちらもジャンルを選ばず、楽しく音楽を聴ける機種だと思います。
ちょっとZS3を聴きながら思ったのは、私が唯一所有しているヘッドフォンで、大のお気に入りのSkullCandy Crussher Wirelessにキャラクターが似てるかなと。ひたすら楽しく音楽を聴くためのギアだということ。
なんか自分がポータブルオーディオに求めているものを再発見させていただいたような気がします。