LEAR LHF-AE1d Be 到着篇
LEARは香港のIEMメーカーで、日本では発売されていませんが、カスタムイヤホンがメインのようです。またリモールドも受注可能なようで、それはそれで魅力的なラインナップを本国のサイトでは見ることができます。
日本ではこのAE1dシリーズとBluetoothケーブルだけが発売されていますが、この多彩なサービスもきっと人気が出ると思うんですけどね。
今回の購入動機は試聴で気に入ったということもあるのですが、最近購入したイヤホンがTRINITY AUDIOやROSEに1216.earsと、オーダーしてから実際に手にするまで一ヶ月程度(TRINITYはそれ以上)かかるイヤホンばかりだったので、すぐに到着するこれを注文してしてしまいました。
Beという型番は、ドライバにベリリウムコーティングをした云々とのことですが、このベリリウムというのはウィキペディアによると原子番号4の元素でその塵は致死性の慢性疾患の原因になるという恐ろしいことが書いてあります。大丈夫なのか?まぁ高剛性を活かした高級スピーカーに使用されるとも書かれているので大丈夫なんでしょう。
このイヤホンの大きな特徴として、附属のドライバーで低域が調整可能ということですが、先日にポタフェス名古屋でお聞きしたところでは、9段階の内1〜7まではほとんど変化がわからない程度だそうです。
また、中高域をノズルを交換することに酔って調整可能ですが、このノズルは別売り(
eイヤで3,200円)となっています。これぐらい附属しておいてくれればいいのにと思わなくもありません。
とりあえず、附属のケーブルのまま聴いていますが、おいおいバランス接続も試してみたいところ。ケーブルはちょっと硬めでバインバインした感じで取り回しに難がありそうです。イヤーピースはちょっと私の耳には合わない感じでしたので、RHAのイヤーピースに交換しています。低域調整のダイヤルは最大から一つ下げただけです。
重心が低い感じで、低域が他の音域を邪魔することはなく、明瞭感が高いように思います。低域もあまり量感は多くなく、ベリリウムのおかげかどうかはわかりませんが、高域もかなり伸びるようです。メタルが気持ちいい。かなり硬めの音ですので、今の僕の好みにぴったりです。ただ試聴した時に思ったより、低域の量感が無いので、下位機種?でも良かったかなとは思わなくもありませんが。
愛用中のRHA CL1と傾向は似ていますが、向こうが高域寄りの硬い音だとしたら、こちらは低域よりの硬めの音でしょうか。
これからケーブルやイヤーピース選び、また低域を調整してより好きな音を奏でてくれるよう遊んでみたいと思います。アドバンスノズルを買うかどうかは悩むところではありますが。
箱は割とこじんまりしてます。
イヤホンケースの派手さよ。
附属品はイヤーピース、低域調整用ドライバー、イヤーフックです。
いつものようにGRANBEATに直挿しで使っていきます。