水月雨Moondrop A8
Moondropは国内の正規代理店が決まり、Fujiya Avicとシマムセンで購入が可能となっています。特にLiebesleidは評判も良いようですが、インナーイヤータイプを使う機会があまりないため、試聴もしていませんでした。以前はAliExpressのHCK Earphonesでも扱いがあり、Moondrop IX、Moondrop Nocturneを知り合いに聴かせていただいたこともあったのですが、高域がきれいな印象で、ちょっと自分が良く聴くジャンルの楽曲には合わないかなという感想でした。その後も1DDのKanasやハイブリッド型のBlessingなどが発売されたのですが、あまり注目していませんでしたが、このA8は友人に聴かせていただき、自然な出音が気になって注文してみました。
購入はAliExpressのBright Audio Storeから。なぜか商品名がDD+BA 8unit driverとなっていますが、8BAで間違いないと思います。11月11日に注文し、発送連絡が12月11日、到着が17日でした。現在の価格は666.66ドルということで、中華多ドライヤホンとしてはやや高価な部類になるかと思いますが、8BAイヤホンとして国内で流通している他と比べるとお安いかなと思います。
珍しい木製のパッケージです。開封すると謎の萌え絵が。
附属品はイヤーピースとケーブル、イヤホンケースとシンプルです。
筐体が樹脂充填されているためか、ちょっと重く感じます。シンプルですが美しい。
ロゴは漢字か英語かを選べるので、漢字を選択しました。日本のイヤホンでも漢字ロゴもいいんじゃないでしょうか。
ケーブル端子は中華イヤホンに多い埋め込みじゃない2pinですが、使い続けているうちにぐらつくのじゃないかとちょっと不安になります。
音質はどこの帯域を強調することなく自然にフラットな感じ。最近はボーカル重視と称して中高域から中低域を盛ったようなイヤホンが多いので、ちょっと聴いていてほっとする感じです。今後のイヤホン選びのリファレンス的な役割も担ってくれると期待しています。
附属のケーブルはやや細くてちょっと貧相な感じですが、音的には悪くない感じです。ただ、近日に購入を予定しているiBasso DX200のAMP3が2.5mm接続専用となるため、Moondropのグレードアップケーブルをタオバオ代行にてお願いしているところです。こちらの到着も楽しみです。