LZ Hi-Fi Audio A6 黒将軍
七福神商事様からレビュー用としてお借りいたしました。いつもありがとうございます。
LZ 老忠のイヤホンはLZ-A3、LZ-A4と購入しましたが、A5はデザインがいまいちだなぁということで見送りましたが、すっきりと明瞭感が高い音質と七福神商事さんのご努力により今までLZのイヤホンを手にしたことがない方にも好評を得ているようです。
A5は4BA+1DDだったのですが、このA6はさらにセラミックツイーターが加わるとともに、本体にラウドスイッチがあり、インピーダンスを20Ωと45Ω、感度を115dbと110dbに切り替えることが可能となっています。
パッケージ
イヤホンケースは派手なオレンジ。ちょっと使いづらいかな。
ノズルは9セットもあり、以下の通りですが、かなり細かい調整が可能です。
A組 ノズル: 10hz~40Khz
青 色: 3Khz~7Khz +3db 黒 色: 3Khz~7Khz ±0db
赤 色: 3Khz~7Khz -3db
B組 ノズル: 15hz~30Khz
金 色: 3Khz~7Khz +3db 濃灰色: 3Khz~7Khz ±0db
ピンク色: 3Khz~7Khz -3db
C組 ノズル: 20hz~20Khz
濃緑色: 3Khz~7Khz +3db 浅灰色: 3Khz~7Khz ±0db
紫 色: 3Khz~7Khz -3db
ケーブルは割とゴムゴムしい感じであまり上質には思えません。
筐体は金属製でこの時期は装着するとヒンヤリします。
附属のイヤーピースではぜんぜんうまく装着できないので、RHA デュアル・デンシティシリコンイヤーピースやSpinFit CP145を使用しました。ドライバーは多いのですが筐体は小型なので装着感は悪くないと思いますが、ここでもちょっとケーブルが足を引っ張る感じです。
まずは最初に装着されている黒色のノズルのまま聴いてみます。到着後に30時間ピンクノイズを流していたのですが、まだちょっと粗さが残っているように感じますが、非常に明瞭で見晴らしのよい音です。高域よりで低域は多くはありませんので、個人的にはやや迫力不足に思います。まぁ僕が最近に愛用しているのがEMPIRE EARS Bravadoということもあるかと思いますが。
ラウドスイッチのオンオフの違いが大きく、音との距離感がかなり変化します。個人的にはほどほどの距離感が出るオフが好みですが、たぶん世間的にはボーカルも近くなるオンが受けるように感じます。
ノズルの交換ですがこちらも変化の幅が大きいように思います。個人的には先日のポタフェス秋葉原でも聴かせていただいた紫色のノズルが最も好みです。低域がかなり強まり迫力のある音を聴くことができます。
ケーブルの交換やバランス接続を試すともっと好みの音に近づけることは可能だと思いますが、そこは残念ながら借り物なので遠慮しておきます。