DUNU DK 3001 PRO

DUNUのイヤホンは2013年にDN-1000、2017年にFalcon-Cを購入したのに続いて三機種目になります。
昨年末のポタフェスで発売直後のDUNU DK 4001 Chi極を試聴させていただき、DUNUのお家芸と勝手に思っている魅力的な低音に心惹かれたのですが、約10万円という価格にちょっと二の足を踏んでしまいました。
この3001 PROは個人的に装着感に難があった先代3001よりかなり筐体が小型化し、4001と同様の装着感の向上が見込めたことと、3001とドライバー数も代わり、汎用性の高いケーブルを附属しているにもかかわらず5万円を切るという価格も魅力に感じ、購入した次第です。

soundearth.jp

購入はいつもの?Penon Audioから。7月23日に注文し、発送(DHL)が27日、到着が29日でした。

https://penonaudio.com/dunu-dk-3001-pro.html?page=%7Bpage%7D
パッケージ

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附属品

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ケーブルは4001のそれと同様に各種バランス接続が可能なプラグと交換可能となっています。ワンタッチで着脱可能で精度も高いように思います。ケーブル自体は4001が高純度OCC(単結晶銅)/ 高純度の銀線の混合線に対し、3001 PROは高純度OCCケーブルとなっており、4001のそれと比較すると細く柔らかいように感じます。f:id:kiliko3611:20190811221112j:image

イヤーピースが専用のSpinFitとのことなんですが、軸が短く硬いためかなり嵌めづらいものなんですが、通常品よりもちもちした感じ?で耳へのフィット感が高くいように思います。また、細かく高さを調節するためのスペーサーも附属しており、少々嵌めづらくてもこれを使え!と言われている感じです。

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筐体自身も4001がジルコニウム合金に対し、3001 PROはステンレススチールとグレードダウンしているようです。デザインも少し変わっており、4001の方がシンプルでいい感じに思います。

ドライバー構成はどちらも4BA+1DDで、DDはどちらも13mmベリリウム振動板ダイナミックドライバ、BAは型番がわかりませんが、4001はKnowles社製高域用バランスドアーマーチュアドライバ4基、3001 PROは超高域用Knowles製バランスドアーマチュア2基・中音域~高音域用Knowles製バランスドアーマチュア2基とされているので、同じ4BAでも構成が違うようです。分解図?を見ると配置もちがいますし。

実際に音を聴いていきます。ケーブルは附属品を使いプラグは3.5mmシングルアウト用です。イヤーピースは先述の専用SpinFitのLサイズを使用しています。DAPはiBasso DX220(AMP1MKⅡ)を使用。
第一印象は中高域寄りの美音系、という感じです。音の拡がりはそこそこで、ボーカルも程よい距離感があります。音の繋がりに違和感を感じることもありません。4001を試聴した時ほど低音を感じられないのですが、まだ20時間程度しか鳴らしていませんので今後に期待したいと思います。