NiceHCK DZX-2+7
イヤホンはしばらくは買わなくていいと思っていたのですが、セールで100ドル引きだったので思わずポチってしまいました。
NiceHCKはAliExpressのNiceHCK Audio Storeのオリジナル・イヤホンのブランド?なのですが、そのラインナップの主力を担うのがDZとDZXの各シリーズです。ドライバー数の割には安価な価格と、デザインをいろいろと選べるのが人気の理由なんでしょうね。今までDZシリーズは数種類購入していましたが、DZXシリーズは初の購入となります。
デザインはWebにあがっている24の選択肢から選んだのですが、パネルの“HCK”のロゴは消してもらいました。HCKさん、ごめんなさい。
DZXシリーズはDZシリーズよりは後発で、初期はそこまでドライバー数も多くは無かったのですが、その後DZと争うように多ドラ機、ハイブリ機を展開し、DZよりはちょいお安めの価格もあってか、人気を博しているようです。
DZX-2+7は型番通り2DD+7BAの多ドラ機で、あまり類を見ないドライバー構成に惹かれての購入となりました。8月26日に注文して到着が10月2日です。発送されたのは9月27日なので、製作に一ヶ月かかっています。セール時の注文だったので通常よりは日数を要しているようですが、発送も含めて一ヶ月ぐらいかかると思っておいたほうがいい感じですね。
附属品はケーブルとイヤーピースがいろいろ。
まずは附属のケーブルとイヤーピースで聴いてみたのですが、ケーブルが耳掛け部分に針金が入っているのが苦手なため、ROSE BR5 mk2でも使っているNICEHCK 8-core 7N Single Crystal Copper Cableに交換しました。イヤーピースも附属のではいまいちしっくりこなかったのでいろいろ試してみたのですが、ノズルがかなり太いため、愛用しているRHAのものやfinal Eなどは使えませんでした。現状はとりあえずSpinFitのMサイズで様子見です。
初めはかなり篭ってぼわぼわした感じ。bass adjust switchをオフにするとややマシになるものの、かなり低音過多。50時間ぐらい経過した段階で、かなり聴きやすくなってきたため、bass adjust switchをオンにして更に鳴らし込みます。
100時間経過したあたりで、最初に比べるとかなり締まってきたように思いますが、まだ低音が膨らむ感じが拭えません。そこでFiio X7 MKⅡのアンプをAM5からAM3へ交換し、イヤーピースもSpinFit Mサイズから同Sサイズへ変更。篭り、膨らみはだいぶ減少したがまだ残っています。
150時間経過したのでイヤーピースをSpinFitのMサイズに、X7 MKⅡのアンプをAM5に戻しました。ケーブルもより高域の伸びを期待して、NICEHCK Cable 8-core 7N Single Crystal Copper Plated Silver Cable に交換しています。
曲によってはうねるような低音が聴こえて楽しい。高域は刺さる感じはなく、必要な量はあるように思います。ボーカルを含めて音は近いので、ここはちょっと個人的な好みとは違います。左右に広がりはないものの、奥行きは感じられ、立体感はあるのかな。
引き続き音の変化などをまた書いていきたいと思います。