intime 碧 Antique 到着篇

前作?の碧をお借りして簡単なレビューをした際に、開発者の方からコメントをいただき、次回作は購入してレビューしますとお返事したこともあって購入しました。あと、現在のメインのイヤホンはHEIR 5.AとUM MERLIN V2とそれぞれBA、ハイブリッドということで、ダイナミック型のイヤホンの座が空白なこともありまして。

前回のeイヤホン名古屋大須店遠征ではTubomiシリーズがなかなか迫力のある低音を聴かせてくれたのでかなり気にはなったのですが、この碧 Antiqueはどんな音を聴かせてくれるのでしょうか。

今回も前作と同様にeイヤホン限定でしかも数量も1,000台限定だそうです。前回も書きましたが、そこそこ実力のあるイヤホンですので、もっと全国チェーンの電気店で試聴ができる方がいいように思います。まぁ今回はeイヤホン主催のポタフェス記念だそうですので仕方がないかもしれませんが。

www.e-earphone.jp

前作をお借りした時は本体のみをお借りしたこともあって、イヤーピースは確かfinal Eを使ったこともあったのか、高域はあまり目立たず、中低域がメインのイヤホンだと思っていましたが、今回は附属のイヤーピースを使っているため、なかなか高域がきれいに出ているように思います。まぁ前回に使っていたDAPがiBasso DX200で、今回はGRANBEATということもあるのかもしれません。個人的にはもっと低音に主張してほしいのですがさてさてどうなりますか。

装着感は前回と同様にやや重みを感じますが不快ではありません。少々首を振っても外れることは無さそうです。

 

必要最小限のパッケージングですかね。 f:id:kiliko3611:20170422214855j:image

附属品はイヤーピース3種とケーブルバンド、それとなぜかintimeのステッカー。

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価格以上の品質を感じます。

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iBasso PB3 Mockingbird

iBasso Audioについては以前にiBasso DX200を紹介させていただいた時に書かせていただきましたが、ポータブルオーディオの黎明期?から活躍するメーカーです。

 

以前の同社の製品はシンプルかつ無骨な感じだったのですが、DX200をはじめ最近はデザイン的にも力を入れてきているように思います。このPB3もボリューム周辺などにDX200と同じエッセンス流を感じます。

 

スペックは下記の通りです。

Output Power

480mW

Signal to noise ratio

120dB

Total harmonic distortion

<0.0005%

Life Time

20H

Earphone adapter impedence

8300Ω

Size

120×63×11.1mm

Weight

135g

 

サイズ的には非常にコンパクトで、DAPであるFiio X5 3rdとジャストフィットという感じです。重量的にもさほど負担に感じません。

レイアウトは前面に2.5mmバランスアウト、3.5mmアナログイン、二段階のゲインスイッチ、オン/オフスイッチを兼ねたボリューム、背面には3.5mmシングルアウト、充電用MicroUSB端子となっています。DAPラインアウトから入力し、バランスアウトかシングルアウトにイヤホン/ヘッドホンを接続して、ボリュームを回して聴くだけという、機能を絞った、単純な構成です。

 

ただ、小型化の影響と、ボリュームの誤動作を防ぐためのガードがついていることから、どうもスイッチ操作やケーブルの抜き差しがしづらいです。また、アナログインとバランスアウトの端子が1cm程度しか離れていないため、太いプラグのケーブルは利用できないと思います。

 

音質は今までのiBassoのポータブルアンプが元気な低音が強いイメージだったのに比べて、解像度や低音の深さが感じられるなど、なかなか今風の音になったようです。このあたりもDX200に通じる音だと思います。

 

この音質、スペックで200ドルということで、特にバランス接続ができないDAPをお持ちの方にはなかなか魅力的な選択の一つだと思います。

閑話休題 eイヤホン名古屋大須店にていろいろ試聴 2017年4月

名古屋大須店は初めてです。これでeイヤホンの店舗で行ったことがないのは渋谷TSUTAYA店とカスタムIEM店ですね。

最初はあんまり印象が良くなかった梅田EST店は、その後改善され、広めの床面積でなかなか快適に感じるようになりました。反対に日本橋店はごちゃごちゃしてるように感じます。今回訪れた名古屋大須店はその中間といったところでしょうか。中古の品揃えが少し寂しいかなと思いましたが、店舗内に休憩スペースがあるのはいいですね。

平日だったこともあり、客より店員の方が多かったです。またやたら店員の私語の声がデカいように思いましたが、まぁこれはどの店舗でも一緒かな。馴染みの客らしき人と歓談する店員の姿を横目に、アウェー感を抱きながらの試聴となりました。まぁ普段行く大阪の二店舗でも別に店員と歓談するわけでもないし、したいとも思わないのですが。

 

今回は特に欲しいものは無かったのですが、強いていえば10K円程度のダイナミックのイヤホンでいいのがあればという感じでの試聴でした。

試聴環境はイヤホンの試聴はFiio X5 3rd+iBasso PB3のシングルアウトで接続し、DAPの試聴にはUM MAVIS Ⅱを使用しました。

また、いずれも装着されたイヤーピースでの短期間の試聴ですので、頓珍漢な感想になっているものもあると思います。ご容赦ください。

  • SATOLEX Tubomi …いいですね、ドコドコしていて。上位機種と価格差ほどの違いが感じられないので、Tsubomiならこれでいいな。
  • SATOLEX Tubomi アルミ…ドコドコにちょっとキラキラで中途半端かなと思ったけれど、実際に使うのならこれぐらいがいいのかも。
  • SATOLEX Tubomi真鍮…ぱっと聴いた感じはいいけれど、低音ドコドコにキラキラも加わってちょっと聴き疲れしそう。
  • JVC HA-FW01…低音ドコドコというよりモヤモヤ。
  • 64 AUDIO U10…ゴチャゴチャモヤモヤ。
  • AAW Nebula 2…付け心地は軽いですね。音も軽い。
  • Acoustune HS1003…シリーズの中では中高音重視なんですかね。
  • ATOMIC FLOYD Super Darts…昔はキンキンドンドンだと思ったけど改めて聴くとそうでもないかなぁ。
  • DUNU DK3001…音以前に装着感悪し。
  • FENDER FXA2…普通。
  • Heir IEM 5.0…うーん、ユニバーサル版はこんなに高音が強いのになんでカスタムは…。
  • JH ROXANNE UNIVERSAL IEM…ゴチャゴチャモヤモヤ その二。
  • Mee Audio Pinnacle P-1…うーん、低音がなぁ。
  • RHA CL750…面白いけど自分の好きな曲に合わないので。
  • ZERO AUDIO ZERO BASS-02…低音強いかなぁ。
  • ZERO AUDIO DUOZA…普通。
  • SENNHEISER IE80…IE8を前に使ってたけど、あれに比べるときれいになったね。
  • COWON PLENUE 2…サイズとデザインは◎。音はフラットで上品な感じ。
  • Pioneer HDJ-2000MK2…デザインは一番好き。付け心地も悪くない。音は普通ですがね。

他にも聴いたかもしれませんが忘れました。で、結局何も買わずに帰ったのですが、気に入ったのがなかったというよりは、今以上イヤホンが増えたら使い分けできるかなぁという感じだったので。

ちょっと手持ちを整理した方がいいかもしれません。

 

NiceHCK DZ-2BA

Twitterでフォローさせていただいているくるくる。さん@mimo_tasoラクマで出品されているということで、購入させていただきました。Twitterで低音が強いと書かれていましたが、そのとおりで、なかなか楽しいイヤホンです。

www.aliexpress.com

見た目が非常に美しく、ちょっと私にはきらびやくすぎるかもしれませんが、まぁ良しといてください。自分の一番好きな色がオレンジというのが購入の一番の理由なので。

 

肝心の?音質は確かに低音が強いですが、ボーカルはしっかりと聴ける感じです。中低域が特徴的なイヤホンだと思います。低音に支えられているためか、音場はそこそこ広いかな。DelainやNight WishなどのキラキラメタルよりHammerfallやPrimal Fearのようなパワーメタルに合うかな。 

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中華イヤホンでは珍しくMMCXではなく2pinのケーブル対応ですが、qdcやUnique Melody MERLIN V2のようなコネクタ部が凸型になっています。一応、従来の2pinケーブルも使用可能な感じですが、ちょっと不安感があります。

最初は高域を伸ばして低音を抑えようかと銀線のケーブルを使っていましたが、他のイヤホンでもそうですが、そういう合わせ方をすると、長所が無くなってつまんない音になってしまう気がするので、オークションで入手したMOGAMI 2944四芯の2.5mmバランス用ケーブルで聴いています。イヤーピースはfinal Eのピンクで。弾む低音が楽しい。

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Venture Electronics対決!Monk vs Monk Plus vs Monk Plus Espresso 25TRRS

Twitterでお世話になっている謎の自称おじさん、REVさん@forREVからMonkとMonkplusをお借りしたので、先日に購入Monk Plus Espresso 25TRRSと比較してみました。おじさん、ありがとう!

 

Venture Electronicsでは今はMonk Plusシリーズしか売っていませんが、カラーリングやマイクケーブルを選べたりとそれなりにバリエーションは増えているようです。

www.aliexpress.com

価格がMonk、Monk Plusが5ドルだったのに比べEspresso 25TRRSは30ドルと6倍に、といっても4K円程度で手に入ると思えばお安いですね。前の二つが安すぎますよね。

たぶんイヤホン本体はMonk Plusと色以外は変っておらず、ケーブルとプラグが変っているだけだと思います。Monk、Monk Plusがゴムゴムしたケーブルなのに比べEspresso 25TRRSはちょっと編み込みっぽくなっていて、カラーも本体に合わせてオシャレな感じです。あとプラグが小ぶりですが4極バランス接続対応です、名称のとおり。

 

肝心の音なんですが、いろいろ聴いてだんだん訳がわからなくなった感じもありますが、明瞭さ、高音のキレはMonk>Monk Plus>Espresso 25TRRS、低音の量Espresso 25TRRS>Monk Plus>Monk、音場の広さEspresso 25TRRS>Monk Plus>Monkといった感じですね。私がよく聴くメタルには断然Monkが一番といった感じなので、個人的にはこの対決はMonk大勝利というところでしょうか。まぁそういう意味ではキャラクターがしっかりと異なっているため、曲によって使い分けができる感じです。あと、見た目はEspresso 25TRRSが好みですが。

 

日頃はカナル型のイヤホンしか使わないよ−とい方でも一本ぐらいこういうインナーイヤホンを持っていると便利だと思います。家族と過ごしながら好きな音楽を聴いていてもちゃんと返事もできるし、また本を読みながらBGMっぽく音楽を流したりとそれなりにいいですよ。Monk Plusならお安いしね。

f:id:kiliko3611:20170411235005j:image左からMonk、Monk Plus、Monk Plus Espresso 25TRRS

 

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同じく、左からMonk、Monk Plus、Monk Plus Espresso 25TRRS。よく見ると、MonkとMonk Plusのケーブル、プラグも同じではありませんでした。ケーブルの癖の強さはMonk Plusなような。

iBasso PB3 Mockingbird 到着篇

日本では未発売のiBasso Audioのポータブルヘッドホンアンプです。

 

前に小倉 彬さん@ogura_aki 、にゃんちゅう。さん@koichi2222とミニオフ会をした際に、小倉さん所有の同機を聴かせていただき、そのデザインと音と価格から気になってはいたのですが、当時に使用していたiBasso DX200のサイズの大きさからちょっと使う自信が無いなぁと躊躇していました。今回、Fiio X5 3rdを買うに当たって、サイズ的にいいのではと思っての購入です。下に写真をあげましたが、予想通りぴったりです。

 

購入はPenon Audioという香港のショップから。3月30日に注文して、翌日に電話番号が間違ってない?という確認のメールが来て、それに4月1日に返事を返したところ、4月5日にDHLのトラッキングナンバーの連絡があり、6日に到着しました。5日の連絡のあった時点で既に日本に到着していたので、1日以降に早々に発送いただいたようです。

penonaudio.com

デザインは以前のiBassoのアンプとはずいぶん変化し、すっきりしてシンプルかつ洗練されているように思います。ボリュームあたりにDX200と共通のデザインセンスを感じますね。

 

スイッチはボリュームと共通なことと、ボリュームにガードが付いていることから、Fiio X5 3rdと重ねるとやや操作しづらいです。音はまだこれからといった感じで、今は低音がドコドコしてます。音質についてはまた後日。

 

梱包もしっかりコンパクト。
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箱の中からまた箱が二つ。
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片方は附属品で、充電用USBケーブル、ミニミニケーブルなどなど。
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もう片方に本体。
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シンプルです。
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前面は左から2.5mmバランスアウト、3.5mmアナログイン、ゲインスイッチ、ボリュームとなります。
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背面は充電用Micro USB端子、3.5mmシングルアウトとなります。

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充電時はランプが赤く光り、充電が終了するとランプが消えます。
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Fiio X5 3rdとサイズはピッタリ。
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Fiio X5 3rd 赤いの

先日に購入したAK120とGLOVE A1を手放し、ONKYO GRANBEATだけで運用しようとして数日、やはり携帯とプレイヤーの両立は難しかった…バッテリーがね、保たないのですよ。

ということで?またまたDAP探しの旅に出たわけですが、選択肢があるような無いような。ちょうどONKYOとPioneerから小型のDAPが出たとこだったのですが、やや音質は違いましたがGRANBEATと同傾向であることは否めずちょっとなぁという感じで二の足を踏みました。あと、あんまり人と被らないのがいいなぁという偏屈な人なんで。

で、まだあまり持っている人が少なそうなOriolus DP100にしようかと思いましたが、なんかゴツそうなのと、アートワークがちっこそうなので止め。

で、まぁそれなりに持っている人がいるものの、赤いのはまだ少なそうということでFiio X5 3rdの赤いのとしたわけです。でもWebで見るほど鮮やかな赤ではないように思います。Ak100 Ⅱの赤いのと似た感じかな、記憶があやふやですが。

 

久しぶりに触るFiio X5 3rdはやはりサイズ感がいいですね。さすがにAK120よりは大きいですが、GRANBEATと比べるとかなり小さいです。あとやや液晶の美しさは見劣りしますが、これだけ見てたらまぁ問題ないかと。

前に手放したのがほぼ二ヶ月前なんですが、すっかり操作を忘れててまごつきました。といっても基本OSはAndroidなんで、だいたいの操作は問題ないのですが、アップデートの方法とかはどうだっけと自分の過去のブログを見て…って思ったけど、DX200のアップデートネタは書いてましたが、Fiio X5 3rdのアップデートについては書いてませんでした、残念。ぜんぜん備忘録になっていない…

 

あとはお決まりの開封写真等です。また気がついたことがあれば書いていきたいと思います。

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