KZ ZSN
ZSNってガンダムのモビルスーツの型番みたい、デザインも何やらユニコーンガンダムのデストロイモード時の装甲っぽいと思ったり思わなかったり。
購入はHCK EarphonesからAliExpressでの購入です。価格は18ドル。日本円では2,100円程度ですね。10月26日にオーダーして発送は30日、到着は11月11日でした。チャイナポストでは標準的な日数での到着です。
KZのホームページは下記の通りです。このZSNは見当たらないような。
Amazonでは2,500円程度と少し高くなりますが、到着も早いですし、保証等も安心なのでそちらの方がいいかも。
KZの製品にはその開発・販売スピードから少し以前からついていけなくなっているのですが、ZSNは評判も良く、デザインも好みだったので購入してみました。
パッケージや附属品はいつものKZです。
ケーブルが以前のゴムゴムしいのとちょっと変わったようです。
最大の変化は2pin端子がqdcタイプとなったこと。今までのケーブルが使えなくなるわけではありませんが、ちょっと確認が必要かもしれません。
一方で今までは選択が限られたqdc用のケーブルが低価格化するかもしれません。
三種類のカラバリからブラックを選択しました。ZSNはフェイスプレート、ステムが金属製なのですが、カラーによってステムの材質が違うそうです。
最近は多ドラ化が進むKZのイヤホンですが、こちらは1BA+1DDです。箱出し直後の音は最近の中華多ドラのすっきりした軽ドンシャリではなく、ダイナミックドライバーが主張する感じです。期待を込めて約100時間、ピンクノイズや通常の音量で普段聞いているような曲を鳴らし続けてみました。
イヤーピースを常用しているRHAに、ケーブルをTRN V80でも使用したミックス線、TRX4791に交換してみました。このケーブルは高域を伸ばす感じで、ZSNも見事な?ドンシャリイヤホンになってしまいました。
このイヤホンの売りは新しいダイナミックドライバーにあると思いますので、それを活かすケーブルの方がいいと思います。
装着感はしばらくは大丈夫なんですが、金属製のフェイスプレートの縁の処理が甘い個体なのか、しばらくすると痛みを感じました。ZS5、ZS6も個人的に装着に難がありましたが、こちらも同様で、お蔵入りになりそうな気配です。
TRN V80
TRNのイヤホンは今年の初め頃にV10の印象がいまいちだったので、あまり意識してなかったのですが、概観というか赤い筐体に惹かれて買ってしまいました。構成は2BA+2DDということで、数あるKZ ZS6の亜流機の一つでしょうか。
購入はHCK EarphonesからAliExpressでの購入です。価格は26.6ドル。日本円では3,200円程度ですね。10月26日にオーダーして発送は30日、到着は11月11日でした。チャイナポストでは標準的な日数での到着です。
商品の詳細というか販売ページは下記の通りです。
パッケージ。
附属品は必要最小限という感じです。
あまり明るくない暗めの赤が個人的にツボです。
装着感は良くも悪くもありません。ベントがしっかりと表面にあるので、それなりに音漏れはしそうです。
音質は高域~中高域と中低音が聴こえる感じで、なんか肝心な部分が抜けてるような気がします。不良品かもと思ってしまいました。
もうちょっと良くなることを期待してイヤーピースとケーブルを交換してみました。使用したイヤーピースはAcoustuneのAET07、ケーブルはTRNの銀メッキ線と銅線のミックスケーブル、TRX4791です。
見た感じは悪くないですね、ちょっとキラキラしすぎだけど。変に遠かった音が近くなって、まとまりは出たかな。2.5mmバランス接続用にしたせいか、ケーブルの性格かかなり高域が強くなってしまいました。
箱に仕舞ってしまってもいいですかね。
インイヤーヘッドフォン HiFi スポーツヘッドフォン クアッドドライバ2ダイナミック&2バランスアーマーハイブリッドインナーイヤーヘッドフォン 2ピン取り外し可能 TRN V80 V80
- 出版社/メーカー: TRN
- メディア: エレクトロニクス
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SENFER DT6
購入はHCK EarphonesからAliExpressでの購入です。価格は29.99ドル。日本円では3,600円程度ですね。10月26日にオーダーして発送は30日、到着は11月11日でした。チャイナポストでは標準的な日数での到着です。
商品の詳細というか販売ページは下記の通りです。
1BA+1DDに加え、Ceramic Piezoelectricのハイブリッド3ドライバーということで、昨年に愛用していたHYLA CE-5の再来かと思ったのが購入の動機です。ピエゾツイーターの性質はWebでいろいろ調べてみたのですが、原理はもちろん、なかなか使いこなしも難しそうな感じです。それをこんな低価格のイヤホンで使いこなせているのかが気になりました。
パッケージは小ぶりで附属品はケーブルとイヤーピース。ケーブルはリモコンが付いたもので、材質的にもあまり高音質用という感じはありません。早々にYinyooの銅線、YYX4769でリケーブルしてしまいました。
また、以前にSENFER XBA 6in1を買ったときも同じのが入っていたのですが、はじめから装着されているイヤーピースが色も形状もなんとも言い難いもので。
イヤホンの筐体は画像ではプラスチックかと見紛うばかりの安っぽい感じですが、実物はずっしりと重量感のある金属製で思ってたよりはマシでした。
基本的にはケーブルを垂らして装着する感じですが、左右の筐体を入れ替えて耳掛け式で装着することもできそうです。
箱出し直後の音はスッキリと明瞭感があり、そこそこの高域と低域というよくある中華ハイブリッドイヤホンで、期待したスーパーツイーターっぽい高域特化したイヤホンではなさそうです。とりあえず50時間を目途に鳴らしこんでみました。
高域寄りではありますが、もっとキンキンした音を期待してのですがそこまでの高域は無さそうです。ちょっと残念。
Yinyoo V2
日本では(というか自分のTwitterのTL上では)HCK Earphonesと勢力を二分するEasy Earphonesが猛プッシュ中のダイナミックドライバーのイヤホンです。
価格はAmazonで5,800円ということですので、低価格よりちょっと上という感じでしょうか。ちなみにEasyさんから2018年中に使用可能なV2の割引コードをいただいており、WH9UMVTXとAmazonのレジで入力していただくと1,200円の割引が受けられます。
私自身はAliExpressからの入手になりますので、定価は49ドル、注文が10月31日、到着が11月8日と一週間以上かかっていますので(これでもチャイナポストなら早いほうだと思いますが)、価格や保証を含めてAmazonで購入する方が良いかと思います。
このV2は米国産のデュアルダイヤフラム・ダイナミックドライバーを使い、アルミニウム合金のオリジナルなデザインの筐体とかなり力が入っているようです。
パッケージは今までと違う雰囲気でレトロ感が。
附属品は必要にして十分な感じです。価格の割りにしっかりしたイヤホンケースが附属。
イヤホン本体。噴水みたいなYinyooのマークのところがベントになっています。ステムはやや太めですが、だいたいのものが使えるかと思います。常用しているRHAのイヤーピースは少し力を込めれば嵌りました。
装着感もケーブルを垂らしても、耳掛けにしても耳への収まりもいい感じです。遮音性は悪くないと思いますが、ベントもある関係で音漏れは無くは無いと思います。
ケーブルは銀メッキ銅線だと思いますが、作りもしっかりしていて、取り回しも良好です。
箱出しでぱっと聴いた感じでは、最近の流行の高域寄りで高解像度でござい、という音ではなく、どっしりとした低音が印象的です。とりあえず30時間ほど通常の音量で音楽を鳴らしてエージングしてみました。
まずは附属のイヤーピース、ケーブルで聴いてみます。箱出し直後に比べてやや低域が締まった気がしますが、基本的に大きく音が変わったという印象は受けません。
中低域~中域がメインで、かなり低域寄りのイヤホンです。高域も必要な量は出ていると思いますが、伸びる感じはありません。本当に必要な量だけ、という感じです。
低域も深いところは出ていないかと思いますが、Michael JacsonやAviciiを聴いて低域が足りないとは感じません。そこそこの質の低域が量感たっぷりという感じですかね。
上記ではぼわぼわした音で聴くに耐えないとイメージされるかもしれませんが、中域がしっかり出ているので、だいたいの曲では特に不満を感じることなく迫力ある音楽を楽しめるかと思います。
Primal FearやHammerfallあたりのパワーメタルを聴くと、ちょっとごちゃついてしまう時がありますが、特に解像度は低いとは感じません。音場は広いとは思いませんが、窮屈さを感じることもありません。
気になる点は無くもありませんが、このあたりは聴き続けると気にならなくなってきますし、また更なるエージングで解消してくれることを期待しています。
イヤーピースを常用しているRHAのものに交換すると、濃密な感じが少し減少します。それはこのイヤホンのキャラクターに反するかもしれませんが聴きやすくなることは確かだと思います。
次にケーブルを同じYinyooのYYX4750のバランス接続用に交換してみました。音場が広がり、やや全体的に薄くなったかなという印象はありますが、大きく変わる感じではありません。附属のケーブルがそこそこの品質のようで、特にリケーブルは必須ではないかと思います。
このV2で曲をいろいろと聴いていて思い出したのがKOSS Porta Pro。あっちは半開放型のヘッドフォンなので比較するのは変かもしれませんが、高域がとか低域がとかではなくて、音楽を楽しく聴けるかどうかという基準で考えれば、このV2は及第点だと思います。このイヤホンだけでクラシックから歌謡曲まで、といったようなオールマイティな使い方はできませんが、いろんな音質を楽しむローテーションの一本に入れようという気には十分にさせてくれる品質は確保できているのではないでしょうか。
Easy EarphonesさんというかYinyooさんには今後もV2の音質をブラッシュアップしたものか、または全く違うキャラクターのイヤホンなどこれからもお願いしたいものです。
できればV2と同価格程度で。
TONEKING BL1
新製品が次から次と販売されるイヤホンですが、BAのドライバ数を競うのも少しは落ち着いたのか、最近はDDの高級機やESTのような新技術を謳うなど、様々な宣伝文句で我々の購買意欲を刺激してくれています。まぁ新技術も生き残るかどうかはまだまだ不透明だと思いますが。
このTONEKING BL1は平面駆動ドライバ採用ということです。今までも同様のイヤホンはありましたが、いずれも10万前後の価格だったのに比べて、こちらは200ドルと大変安価になっているのが最大の売りだと思います。
購入はPenon Audioから。なぜか通常発送を選んでしまい、またショップも最初にオーストラリアに発送したため、到着まで時間がかかってしまいました。オーダーは10月17日、発送は10月23日で到着は11月1日でした。本体が209ドルで送料は0、支払はPaypalを使ったのですが、その時のレートで日本円では24,328円になります。
AmazonでもLSオーディオさんで取扱があるようです。発送は中国からだと思いますので時間はかかると思いますが、価格もあまり変わらず、トラブル時の対応はしっかりとしていると思いますので、そちらで買うのも有りかと。
パッケージや附属品はこんな感じ。
外観はよくある中華多ドライヤホンと同じ感じです。ドライバはやっぱり違う感じですね。
ベントはこんな感じですね。ちょっと特徴的。
平面駆動ドライバの常でかなり駆動力がいる感じです。AK SE100のボリュームを110まで上げましたが、それでまぁ普通な感じで特に音が大きいとは感じません。
初日は7時間ぐらいピンクノイズを流し続けましたが、まだまだ鳴らし込みが必要な感じです。この時点では思っていたより低域を強く感じました。
120時間ぐらい鳴らし込んでみました。現時点での感想は、中域~中高域が特徴的なように思います。当初に感じた低域の強さはありません。丁寧に、細やかに鳴らす感じ。カーペンターズあたりの女性ボーカルが心地よい。伸びる高域や沈む低域はありませんので、曲によっては平板に感じます。
音場は少し左右に拡がる感じで、狭くは感じませんが広くも感じません。また、ボーカルはそこそこ近いのですが、インストゥルメンタルはちょっと遠く感じることもあります。
Yinyoo XXY4750を使ってバランス接続でも聴いてみましたが、大きく印象が変わらないかな。
万能ではありませんが、曲によっては心地よく聴くことができます。
もう少し鳴らせばまた印象も変わるかもしれませんが、繊細な感じは少なくともHR/HMには合わないかなと思っています。
須山補聴器 FitEar EST
FitEarのイヤホンはTO GO 334以来久しぶりになります。静電型ツイーターという新しい技術を採用したイヤホンですが、あまり専門的なことはわかりませんので、詳細は下記をご覧ください。
プレートのデザインはいつものFitEarのイヤホンの形状ですが、シェルがオーバルホーンシステムというデザインで装着感が良く、遮音性もかなり高いように感じます。カスタム版の販売も最近始まりましたが、この装着感ならユニバーサルバージョンで十分と思って購入した次第です。
一応パッケージや附属品はこんな感じです。
デザインは地味と言われてるようですが、見ようによってはカラーが私の好きなブルーグレーっぽく見えることがあるので、個人的には気に入っています。イヤーピースは太目のノズルに合いさいすればどれもいい感じで、SpinFit CP145やCP155、ちょっと無理をすればRHAのイヤーピースも使用可能です。
音質は高、中、低域がバランスよく音が出ている感じで、手持ちのイヤホンでは最もリファレンス的に使用できるかなと思うのですが、構成が特殊なんでどうでしょうか。
ケーブルは音質的には附属のケーブルでも問題ないのですが、かなり反発が強くて使いづらいため、Brise Audio STR7-Stdに交換しています。少し全体的に重心が下ったように感じますが、バランス的には標準とあまり変わらないかと思っています。
JH Audio ROXANNE UNIVERSAL IEM
三代目のROXANNEです。発売されたのは2017年2月と少し前になるのですが、この音を聴かせてくれるイヤホンは唯一無二ということで購入してみました。イヤホン自身の説明などは今更感があると思いますので、詳細は下記をご覧ください。
標準のケーブルに附属のイヤーピースで聴いてもぜんぜん悪くないですし、ハードロック、メタルに合うと言われることが多い機種ですが、割となんでも聴けると思います。
そのROXANNEをさらにパワーアップしようといろいろ試行錯誤しています。
まずは手近なイヤーピース選び。よく言われるのが小さめのイヤーピースを耳奥に入れる感じで装着すると篭りを感じない音を聴かせてくれるというのですが、個人的にはこの耳奥に入れる感じがあまり得意ではありません。いまのところはSpinFit CP100のSサイズを使っていますが、こちらはいろいろと試行錯誤中です。
ケーブルはまずはE4UA様にオーダーしたMMCX変換アダプタを利用していろいろ試してみました。このアダプタ、このサイズで低音調整機能も備えていて驚きです。見た目も麗しく、無骨なROXANNEがちょっとお洒落に?
まずは高域の伸びに期待して銀線を試します。七福神商事の銀龍を使用。すっきりと明瞭感を感じられる音で悪くはありませんが、ROXANNEらしさがどこかへ行ってしまった感があります。このアダプタを介して、他にもBrise Audioのflex001や中華ケーブルもいろいろ試してみましたが、決定打に欠けました。
このアダプタを利用する場合は、このケーブルを使いたいという時に導入すべきで、いろいろ試して…と思うと私の性格上、どのケーブルに決めるかは困難だったようです。
で、初心に戻って?JH Audioの4pinに対応したケーブルを、と思ったのですが、定番のBeat Audioのケーブルは10万近くしてお高い。価格だけの価値はあるかと思いますが、一応はケーブルは5万まで(先日までは3万までだったのですが…)と決めている自分にとってはちょっと高嶺の花でした。(それでもHadalは見た目とケーブルの柔らかさにだいぶ悩みましたが)
そこで思い出したのは以前に利用したことがあるので、時々販促メールが送られくるMOON AUDIOのケーブル。元々JH Audioの附属のケーブルはMOON AUDIO製と聞ききましたので、相性は良いだろうと。
久々にMOON AUDIOのサイトをチェックすると以前の主力だったBlack Dragonに加え、Blue DragonやBronze Dragonというのが増えています。Silver Dragonは前にもあったような気がするけど記憶はあやふやです。
詳細を見るとBlue Dragonはヘッドフォンケーブル、USBケーブル等でイヤホン用のケーブルは無いようです。また、Bronze Dragonは2pinとiSine用のみです。
ということでBlack DragonとSilver Dragonの二択なんですが、価格は200ドルと350ドルでその差は150ドル。それぐらいなら銀龍(これも英訳したらSilver Dragonやん)の印象が良かったので、Silver Dragonを選択しました。ちなみに純正のケーブルはジャスト100ドルで販売されています。
10月26日にオーダーして発送連絡が30日、到着は11月1日でした。価格は350ドルに2.5mmバランスプラグを選択して+5ドル、Fedexの送料が33.91ドルで合計388.91ドル、日本円で4.3万程度です。
見た目、線の太さは附属のケーブルとほぼ同じです。色がややグレーというかシルバーっぽいです。取り回しは良好ですが、耳掛け部に針金が入っているのが個人的に苦手です。これ、取れないかしらん。
銀線の影響かバランス接続の恩恵か、低音調整を最大にしても音がごちゃっとすることなく聴くことができます。高域も特に刺さることもありません。しばらくはこちらのケーブルで聴き込んでいきたいと思います。
JHAUDIO カナル型イヤホン リケーブル対応 ROXANNE UNIVERSAL IEM/SILVER CARBON JHA-0614
- 出版社/メーカー: JHオーディオ(JH Audio)
- メディア: Personal Computers
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