JH Audio ROXANNE UNIVERSAL IEM

三代目のROXANNEです。発売されたのは2017年2月と少し前になるのですが、この音を聴かせてくれるイヤホンは唯一無二ということで購入してみました。イヤホン自身の説明などは今更感があると思いますので、詳細は下記をご覧ください。

www.mixwave.co.jp

標準のケーブルに附属のイヤーピースで聴いてもぜんぜん悪くないですし、ハードロック、メタルに合うと言われることが多い機種ですが、割となんでも聴けると思います。

 

そのROXANNEをさらにパワーアップしようといろいろ試行錯誤しています。

まずは手近なイヤーピース選び。よく言われるのが小さめのイヤーピースを耳奥に入れる感じで装着すると篭りを感じない音を聴かせてくれるというのですが、個人的にはこの耳奥に入れる感じがあまり得意ではありません。いまのところはSpinFit CP100のSサイズを使っていますが、こちらはいろいろと試行錯誤中です。

 

ケーブルはまずはE4UA様にオーダーしたMMCX変換アダプタを利用していろいろ試してみました。このアダプタ、このサイズで低音調整機能も備えていて驚きです。見た目も麗しく、無骨なROXANNEがちょっとお洒落に?

f:id:kiliko3611:20181103155852j:image

f:id:kiliko3611:20181103155942j:image

まずは高域の伸びに期待して銀線を試します。七福神商事の銀龍を使用。すっきりと明瞭感を感じられる音で悪くはありませんが、ROXANNEらしさがどこかへ行ってしまった感があります。このアダプタを介して、他にもBrise Audioのflex001や中華ケーブルもいろいろ試してみましたが、決定打に欠けました。

このアダプタを利用する場合は、このケーブルを使いたいという時に導入すべきで、いろいろ試して…と思うと私の性格上、どのケーブルに決めるかは困難だったようです。

で、初心に戻って?JH Audioの4pinに対応したケーブルを、と思ったのですが、定番のBeat Audioのケーブルは10万近くしてお高い。価格だけの価値はあるかと思いますが、一応はケーブルは5万まで(先日までは3万までだったのですが…)と決めている自分にとってはちょっと高嶺の花でした。(それでもHadalは見た目とケーブルの柔らかさにだいぶ悩みましたが)

そこで思い出したのは以前に利用したことがあるので、時々販促メールが送られくるMOON AUDIOのケーブル。元々JH Audioの附属のケーブルはMOON AUDIO製と聞ききましたので、相性は良いだろうと。

 

久々にMOON AUDIOのサイトをチェックすると以前の主力だったBlack Dragonに加え、Blue DragonやBronze Dragonというのが増えています。Silver Dragonは前にもあったような気がするけど記憶はあやふやです。

詳細を見るとBlue Dragonはヘッドフォンケーブル、USBケーブル等でイヤホン用のケーブルは無いようです。また、Bronze Dragonは2pinとiSine用のみです。

ということでBlack DragonとSilver Dragonの二択なんですが、価格は200ドルと350ドルでその差は150ドル。それぐらいなら銀龍(これも英訳したらSilver Dragonやん)の印象が良かったので、Silver Dragonを選択しました。ちなみに純正のケーブルはジャスト100ドルで販売されています。

www.moon-audio.com

10月26日にオーダーして発送連絡が30日、到着は11月1日でした。価格は350ドルに2.5mmバランスプラグを選択して+5ドル、Fedexの送料が33.91ドルで合計388.91ドル、日本円で4.3万程度です。
f:id:kiliko3611:20181103160022j:image

f:id:kiliko3611:20181103160040j:image

見た目、線の太さは附属のケーブルとほぼ同じです。色がややグレーというかシルバーっぽいです。取り回しは良好ですが、耳掛け部に針金が入っているのが個人的に苦手です。これ、取れないかしらん。

銀線の影響かバランス接続の恩恵か、低音調整を最大にしても音がごちゃっとすることなく聴くことができます。高域も特に刺さることもありません。しばらくはこちらのケーブルで聴き込んでいきたいと思います。