HEiR AUDIO Heir 5.A
昨年の11月24日にeイヤホン梅田EST店にて注文し、納期4ヶ月ということだったのですが、思いの外早く1月27日に完成の連絡をいただきました。聞いていた納期4ヶ月の約半分ですね。春頃かと思っていたので、ちょっと嬉しい誤算でした。
【#eイヤ梅田EST店】
— イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン (@e_earphone) 2017年1月31日
お客様の完成品を撮影させて頂きました。
メーカー:HEiR AUDIO
機種:Heir 5.A(生産終了品)
シェル:Gun Metal Blue
プレート:Gun Metal Blue
商品ページ→https://t.co/8Vuu9pzHVt pic.twitter.com/ZVty6eYmkK
実は数日前にTwitterのHEIR AUDIOのツイートで私が注文したカラーに良く似たのがアップされているなぁとは思っていたんですが、本当に私のだったのかなと思っています。
Sharp!#sharp #heiraudio #hiso #shine #inearmonitor #earphones #hifi #audiophile #design #CIEM #logo #handscraft #luxury #customized #new pic.twitter.com/YkZ5WCrEYt
— Heir Audio (@Heir_Audio) 2017年1月18日
注文時のことは前に少々書いた通りです。UM、UE、FitEarあたりは多くの方がお使いなのでちょっとなぁと思い試聴も適当で、ある程度真面目に聴いたのはこのHEIR AUDIO以外にはCTM、64 AUDIO、JH AUDIOの同価格帯だったのですが、このHeir 5.Aが一番楽しく感じたので注文に至ったわけです。
まぁそんなにレビューとかを見かけないなぁとは思っていたのですが、ユニバーサル版のIEM 5.0のレビューを数件探せただけで、カスタム版については皆無でした。どなたかご存知の方がおられれば、今でも教えていただきたいぐらいです。eイヤホンのWEBページではレビューがありますが、あれは別にカスタムを実際に作ってのものではなく、あくまでも試聴機でのレビューなので、正直、あまり参考になりません。
中価格帯のカスタムイヤホンってあまりそういう意味では取り上げられる機会も少ないのかもしれません。どうしてもハイスペックなものか、エントリークラスのものがレビューの中心になるのでしょうね。
出来上がりもあまり凝らずにシェルもプレートも同色で、有料オプションも無しで、無料のロゴだけにしたので少々危惧したのですが(Twitterにアップされているカスタムは左右でデザインを変えたりすごく凝っているので)、予想以上に好みで良かったです。
またHEIR AUDIOのカスタムはノズルが耳のかなり奥まで届くタイプで、違和感を感じる方もおられるらしいですが、あまり気にはなりません。耳に嵌める時はスルッと入れるというよりも、耳にネジで蓋をするように少し回しながら挿入する感じです。
音はずいぶんと太い音でボワつくなぁと思っていましたが、一週間程度が経った今は、高音が伸びてきてバランスもいい感じです、あくまでもプラセボかもしれませんが。ずんずんくる低音も健在で、メタルを楽しく聴けています。
カスタムイヤホンを作ってから、いい意味でも悪い意味でも、このイヤホンがリスニングの中心になっています。他のイヤホンを使う機会は激減してますし、アンプやDAPについても、このイヤホンに合うかどうかをまず考えてしまいます。やはりユニバーサル機と違って売り飛ばせない(こともないでしょうけれど)ので、嫌でも使っていかざるを得ないからでしょうか。とりあえずカスタムイヤホンも一つぐらい持っておこうかと軽い気持ちで購入したのですが、やはりユニバーサル機と違う良さがある感じと、最近のユニバーサル機が価格的にカスタムイヤホンを凌駕することもあり、今月末にもう一本違う傾向のモノを注文しようかなぁなんて考えています。AAW A2H PROやA3H PROあたりが比較的お安くて面白そうです。
なんてこうしてレビューっぽいことを書いても、このHeir 5.A、昨年中に生産終了となり、今は作ることはできません。そういう意味ではあまり役に立つ記事ではありませんが、まぁ私にとっての備忘録ということで。